世界日本化計画

ブログタイトルを「silkroad_desert9291」から「世界日本化計画」に改名した。(2008.12.16)

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エイフマン・バレエ「ロダン 〜魂を捧げた幻想」(RODIN, Her Eternal Idle)
2019/7/19(金)19:00〜21:00、東京文化会館

台本・振付・演出: ボリス・エイフマン

ロダン: オレグ・ガブィシェフ
カミーユ: リュボーフィ・アンドレーエワ
ローズ・ブーレ: リリア・リシュク

第1幕 45分、休憩 25分、第2幕 50分


音楽は特別録音音源を使用。

<第1幕>
ラヴェル:
   「スペイン狂詩曲」より「夜へのプレリュード」
サン=サーンス:
   ピアノ協奏曲第1番二長調 作品17より第2楽章
   「動物の謝肉祭」より「終曲」
   交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」より第1楽章
   「序奏とロンド・カプリチオーソ」イ短調 作品28
   交響詩「死の舞踏」作品40
マスネ:
   組曲第6番「おとぎの国の風景」より「幻」「バレエ」
ドビュッシー:
   「月の光」
サティ:
   「3つのグノシエンヌ」第3番

<第2幕>
サン=サーンス:
   ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品22より第1楽章
   ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調 作品58より第1楽章
   交響曲第1番変ホ長調 作品2より第3楽章
   「動物の謝肉祭」より「耳の長い登場人物」
   七重奏曲変ホ長調 作品65より第3楽章
マスネ:
   組曲第6番「おとぎの国の風景」より「バッカナール」
   組曲第5番「ナポリの風景」より「祭り」
   組曲第3番「劇的風景」より「メロドラマ」
オペラ「タイス」より「瞑想曲」
ラヴェル:
   左手のためのピアノ協奏曲二長調
   「ダフニスとクロエ」第2組曲より「全員の踊り」
サティ:
   「3つのグノシエンヌ」第3番

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フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンと、その弟子で恋人のカミーユ・クローデル、ロダンの内縁の妻ローズ・ブーレとの三角関係と、芸術上の葛藤を描いた作品。2011年に世界初演。

第1幕は、精神病院に入院しているカミーユをロダンが訪ねる所から始まる。そして過去へ遡り、2人の出会い、芸術の創造、批評家達のロダンへの称賛とカミーユへの無視、ローズとの三角関係が、描かれていく。

第2幕では、ロダンがローズとの出会いを回想し、ロダンと別れたカミーユは、1人で作品を作るが、批評家達から酷評され、精神を病んで入院する。



振付は、ありきたりではない複雑な動きで、ストーリーや登場人物の心理を表現して、分かりやすくて面白くあきさせない。音楽の選曲も親しみやすく分かりやすかった。素晴らしい公演だった。

彫刻を造る場面では、最初はうずくまってひとかたまりになって動かずにいた何人かのダンサーが、ロダンの手で手足や頭を少しずつ動かされて、彫刻の形が出来上がって行く。

エイフマン・バレエのダンサーは、身長が男性は184cm以上、女性173cm以上という制限があるらしい。大柄だがみんな身体能力が高い。

主役3人以外のコール・ド・バレエは、スピーディーな場面転換に合わせて、精神病院の患者、ロダンのアトリエの弟子たち、彫刻作品、批評家達、村人、酒場の人達、など次々と衣装を変えて、何役もこなしていたようだ。



エイフマンは、1946年生まれなので、今年で73歳だ。1977年に自分のバレエ団を結成して、有名な文学作品や、歴史上の芸術家を描いた、ストーリーのあるモダン・バレエの作品を作り、現在まで活動を続けている。自分の劇場はなかったが、現在サンクトぺテルブルクに新劇場「ダンス・パレス」の建設が予定されているそうだ。エイフマン・バレエの来日公演は、1990年、1992年、1994年、1996年、1998年に行われたが、その後、今回まで21年間あいていた。


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