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こないだ本屋へ行ったら奥田さんの新刊が出ていたので衝動買いです。 「最悪」「邪魔」に続く3作目。 話はつながってへんけど、三部作的な感じでしょう。 相原友則■働き口も探さずに国から生活保護をもらって暮らしている市民に日々嫌気がさしているケースワーカー。生活保護の申請を断った事から恐怖の生活が始まる。 久保史恵■田舎生活にうんざりし東京の大学進学を夢見る女子高生を襲った悲劇。 加藤裕也■暴走族あがりで詐欺まがいの仕事に就くがその昔の仲間を断ち切れない為に大変な事に巻き込まれる。 堀部妙子■離婚後子供は成人し孤独を紛らわすために宗教にのめり込むスーパーの保安員。どんどん激化していく宗教対立は果たして彼女を救ってくれるのか。 山本順一■父から受け継いだ市議会議員の地位を必死で守ろうとするがどんどん足元から崩れていく。 基本はこの5人の転落人生です。 舞台は合併によって出来た地方都市。 田舎でろくな娯楽施設もなく、仕事もない、そんな町で必死にもがく人々の実にリアルな転落劇。 この本に書かれてる問題はまぁ確かに極端やけど、他人事ではない現代が抱える問題が書かれてるんで身近に感じながら読みました。 「最悪」と「邪魔」はかなり前に読んだのではっきり比べられへんけど
上記2作の方が面白かったな〜と思う。 今回の「無理」もそれなりに時代背景も絡んでて長編の割りに読みやすくサクサクたのしめましたけど… どんなふうにこの5人が最後つながっていくんかなぁ〜ってワクワクしながら読めましたけど、欲を言えばラストにもうひとパンチ欲しかったな。 |

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