読書のススメ

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実は結構谷崎潤一郎が好きでして…(笑)
人間くさいドロドロ劇を書かせるとこの人は凄い!
ってなわけで久しぶりに読みました。
谷崎さん(って呼ぶのも変な感じがするけど…)は文章がやわらかくていいです。
これも関西弁で読みやすかったです。
昔の小説ってこれに限らず男の人が話し手でも
「〜になったのか知らん。」って書くやん。そこがたまらなく好きなんですよ〜。

1匹の猫を中心に猫を溺愛している男と
その猫を追い出そうとする嫁と
その猫を自分の物にしようとする前の妻
それぞれの思惑が交差する。
ペットである猫に支配され破滅してゆく人々を描いた作品

内容はタイトルのまんまです。
しかも主人公の優先順位もタイトルの並びと同じで猫が一番!
特に起承転結のある小説じゃないんやけど
猫に振り回される阿呆ぶりはなかなか面白いです。
「〜と自分も思うけれども、人に言われたからそうすると思われたくないからやめておこうか…でも自分もそうしたいと思っているからそうしようか…」
などと悶々と悩む様が人間味溢れてて私は好きです。

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言わずと知れた推理小説の代表作
アガサ・クリスティーの「And Then There Wewe None-そして誰もいなくなった」です。
昨日読了した東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」の中にこの本が登場します。
劇団員が集められた山荘の本棚にこの本がある訳ですが、
東野さんもこの本の内容をかなり意識して書かれたと思います。
だいたいの内容は知ってるんやけど、読んだ事はなくて
これを機会にやっぱ名作は読んでおかなあかんと思いまして
買ってきました。

まったく関係のない10人の人々が離島のお屋敷に招待され
インディアンの子供が消えていく童謡になぞらえ
次々と殺害されていく。
少しずつ明らかになるのは10人が10人とも
本人のみが知る殺人、
法では裁ききれない殺人を犯しているということ。

死が確実な戦地へ妻の愛人を送り込んだ陸軍大尉
病気に苦しむ雇い人を遺産の為に見殺しにした夫婦
溺れる事を承知で幼い少年を泳せた家庭教師
などなど…

犯人を含め10人しか島にいないはずが
結果10人の死体が発見される。
犯人はどの様にして離島での殺人を完成させたのか。

ん〜めっちゃ期待して読んだんがあかんかったかなぁ〜。
確かに犯人は推理できませんでしたけど、
トリックを読んでも、そりゃ〜そういう事なら殺せるけど…って感じで
これなら同じ設定の東野さんの作品の方がまだ
「え〜〜!」っていう意外性がありましたよ…

ちなみに私、恥ずかしいことに、アガサ・クリスティーが女性だったという事を
本書で知りました・・・

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荻原さんの「オロロ畑でつかまえて」ってのを読んだら
サリンジャーのコレを思い出してもう1回読みたくなったんで再読しました。
初めて読んだんは10代の頃やしめ〜っちゃ久しぶりです。
内容もあんまり覚えてへんかったしいい機会かなと思って…

ライ麦畑でつかまえては卒業文集とかの「好きな本」の欄に書いたりすると格好いいとか
そんなふうに大半の人は思ってて、ほんまにこの本の良さをわかってるんかは微妙な所。
で、今、再読してはたして理解できるんか、とりあえず読んでみました。


ホールディン・コールフィールドという男の子が読者に自分の過去を語るとう構成。
ホールディンはとっても子供らしい所と、大人以上に冷めた所を両方を持つ男の子で
まぁ気難しい青春時代のお話。
映画を観るのが大嫌いだと何度も言いながら映画へ女の子を誘ったり
1人で飛び出したくせにすぐに誰かの声を聞きたくなって公衆電話で躊躇したり
大人ぶっていろんな女性に声をかけるけど最終的には本当に好きな子としか欲情できなかったり
とにかくちぐはぐな感情を自分自身が消化しきれなくてっていう
10代特有の感じかなぁ〜。
やっぱりその辺の年代で読むのが一番いいのかも。

でも、彼の性格を絶賛するとか、とても共感できるとか
そういう気持ちはないなぁ〜。
口だけ偉そうで、結局何にもできひんやん。って
もぉ大人になった私はそぉ思ってしまう。
でも、Catcher Comes of Ageという世代を作ったくらいやし
やっぱり若い子の人生を左右する小説なんやろうとは思うなぁ。

とにかく、今の自分はホールディンの考え方は全面的に支持できひんけど
彼の変わらない物への執着は大好きやな。
彼は博物館の陳列が変わらない事や、回転木馬の音楽が変わらない事が好きって言う。
変わるのはいつも見る側やって。
その視点、というか、変わらない物へ感じる嬉しさや愛情はわかるなぁ〜。
一番好きな所かな。

大絶賛って訳でもないけど、やっぱり自分の子供にも読ませてやりたい本。ってのが感想です。

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谷崎潤一郎って言ったらやっぱり痴人の愛って感じがするけど
このの方が強烈やったなぁ〜!
よく、あの時代にここまでの事が書けたとビックリする様な内容やった。

本文は主人公、園子が先生と呼ぶ人に事の一部始終を打ち明けるという形で
物語全部が云わば彼女の話という作りになっている。

園子は夫がいるにも関わらず美術学校で知り合った光子を愛す様になる。
二人で夫を欺きながらレズの関係を何とか続けようとするんやけど
そこに錦貫という光子の婚約者が登場!
もぉ〜この4人がとにかく光子をめぐって騙し騙され深みにはまっていく。
誰かと誰かが組んで残る人を騙そうと試みても
知らん間に乗り換えられてて自らが騙される。
もぉ誰を信じていいのかわからんようになっていく様が凄かった。
こんなドロドロな話見た事ないっ!

最後なんて「えぇ〜?!」やで〜。
言いたいけど、これから読む人の為にそのコメントは控えます(笑)

ただ、全文大阪弁で、しかも昔の大阪弁やし、関東の人が読むのはちょっとしんどいかなぁ〜と思った。
私は関西人やし馴染み深い感じで古い割りに読みやすかったけど…

こころ / 夏目 漱石

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高校の何年生やったか忘れたけど、教科書に載ってた「こころ」
で、その時読んだと思い込んでた。

たまたまこないだ実家で弟の本棚で「こころ」を発見して
パラパラっと見たら、何と高校の頃読んだのはほんの一部やった事が判明!

結構長かった(教科書掲載作品にしては)のもあって
それが全文やと思い込んでたんやなぁ。
でも、冷静に考えたら本としては短いしわかりそうなもんやけど…

こころは「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の3つのお話で構成されてて
たぶん、教科書で読んだんは最後の「先生と遺書」の部分やってんなぁ〜。

で、これではいかんと思ってやっと、この年にしてちゃんと読了いたしました♪

「先生と私」…語り手となる「私」と先生の出会いや、その後の二人の関係
「両親と私」…私の帰省中、実家での生活や両親との関係
       死の淵に立つ父親とそれをとりまく家族の姿
「先生と遺書」…先生が私へ書いた手紙の全文
        どうして世の中との関係を絶った生活をしてきたか
        その原因を告白する内容が書かれている

簡単に書くとこういった内容です。
「こころ」というだけあって、話のテンポやストーリー性はほとんどなく
私や先生のこころの奥の奥に触れている作品。
こぉいうの好きです。

相手がどう考えてるのか思い悩む様子
自分が罪を犯す瞬間の迷いや葛藤とその後の懺悔

やっぱり現代にも残る有名な作品だけあって
読み応えがあります。

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