読書のススメ

最近またちょっと読書モード

江國 香織

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これは、いつかは読もうと思ってて、延ばし延ばしになってました。
もっと早く読んでおけばよかったなぁ〜。
良かったです。
内容というか、こういう雰囲気の本が好きなんかも。
後半切なくなって久々に泣いてました〜(笑)

ママと私は旅ガラス。
同じ場所に馴染んではいけない。
生まれ育った東京を捨てて
昼はピアノの先生、夜はバーで働きながら
ママは引越しを続ける。
ママはパパにしか馴染んではいけないから
どの土地にも定住することがない。
「神様のボートに乗ってしまったからよ。」とママが言う。
本当にパパは2人を見つけてくれるの?
幼かった娘の成長と共にママと娘の世界は少しずつ変化をみせる。

大きな話の展開はないけど、とにかく切ないのなんのって…
自分ランキングのかなり上位にきそうです。
ま、自分が結婚してたり、子供がいたりするから
いいと思うのかもしれん。
男の人や若い人が読んでもイマイチかも。

ただ、ひとつ。
小学校3年生とか4年生とかで夜母親が仕事に出かけて
一人で留守番って…ちょっと非現実的かなぁ。
しかも、子供の頃の娘の視点から書かれている文章が
異様に子供らしくなくて、いくらなんでもこれはやりすぎと思った。
例えば
運動会のなかで、あたしはお弁当の時間がやっぱりいちばん好きだ。
外の空気の匂いに、みんなのおむすびの海苔の匂いのまざるところが特別で好き
って、どんだけカッコいい10歳や…って感じ。
絶対こんな事子供は思いつかへんやろぉ〜。
きっとうちの息子やったら
「○○君ちのスパムおにぎりうまかったなぁ〜」
とか、そんな感じやな。

そういう所を除けば、もぉ完璧に近い程自分にフィットする本でした。

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これはずっと前から読もう読もうと思いながら
ま、次の機会でもいいかって先延ばしになってた本で
友達の「良かったよ」のひと言を機会に読み出しました。

ん〜うまく表現できるかわからんけど味わい深い1冊でした。
簡単に言うと
ずっと親友だった果歩と静枝。30歳を目前にしてお互いの過去から現在を知り尽くしている2人の微妙な関係と恋愛の長編。
なんやけど、特に大きな波のある話ではないので
読み始めた時は読んでも読んでも先に進まないといった感じがした。
次が知りたくてページをめくるってな事がないもんやから
とにかく一度本を閉じたらなかなか次が開けなくて
気がついたらまるまる1ヶ月はかかって読了した形になってしまった。
途中、あ〜なんかつまんないから早くこれ終わってくれへんかなぁ
とかまで思ったくらいやのに真ん中くらいにさしかかると
実はそう捕らえていた自分がおかしかった!って気づいた。
今度は読み終わりたくないな〜って気分にさせられてチマチマ読みをしたくらい。
そんな不思議な本やったなぁ。
大きな展開はないけど、主人公2人がふと思う感情がとても切なかったりぐっときたり
リアリティがあったりでいろんな形を深く語った恋愛小説やった。

果歩は5年前も前にした失恋の傷をまだ癒せていない。
ビスケットの空き缶に思い出の写真をしまい込み時々沸き起こってくる感情に逆らえずにその蓋をあける。
そんな果歩を無邪気に慕ってくれる中野君との曖昧な関係を続けていく
静江は既婚者の男性と妻子がいることを知りながら割り切った付き合いをしている。
求めるものは結婚ではなく、お互いを高めあう事。
こんなに好きなのだからずっと一緒にいたら身が持たないという

何年たっても忘れられない恋愛はありますか?
自分の気持ちに気づいているのに失うのが怖くて踏み込めなかった事ありますか?
愛している人が結婚していたらどうしますか?
自分が思う最高の恋愛ってどんな形ですか?

みんないろんな形の自分の恋愛があるやろうけど
思い当たる様な事があると思うな。

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東京タワー / 江國 香織

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黒木瞳さんと岡田准一君が主演の映画になった作品です。
20歳も違う年下の男の子との不倫のお話。
詩史と透は母親を通して知り合い恋に落ちる。
そして透の友達、耕二がする同世代との恋愛と年上女性との不倫。
1冊の本に本当にさまざまな恋愛があっていろんな立場の感情があふれている。

詩史が全てになってしまう透は
≪自分がまた身体じゅうを音楽でいっぱいにされるのだと知っていた。
でも、それはそのピアニストが天才だからではなくて、詩史さんと一緒に聴くからだ。≫
と思う。

結婚生活、仕事、お金に加え年下の彼氏を得た詩史は
≪「知ってる?でも私はあなたの未来に嫉妬しているのよ。」
「もう少し早く生まれてきてくれていたらよかったのに。私にとってこの曲がとても特別だったころ、あなたも一緒にこれを聴いていてくれていたらよかったのに。」≫
と言う。

そして短い時間のデートを重ねるうち透は
≪その1時間のために、透はここでまた電話を待っている。時間は、しかし問題ではなかった。たとえば三時間、たとえば五時間、たとえば十時間といわれたところで、十分とは感じられないのだから。帰らなければならない時間がくる。問題なのはそのことなのだ。≫
と焦りとどうしようもない感情を抱く様になるがそのうち詩史が言った言葉を理解するようになる。

≪「言ったでしょう?一緒に暮らすことと一緒に生きることは、必ずしも同じじゃないって。誰と暮らしていても、私は一緒に生きたい人と一緒に生きる。そう決めてるの。」≫


結婚と切り離して恋愛を楽しむ詩史の感情
詩史を奪いたいが学生でどうにもならない透の感情
同級生の由利をかわいいと思う反面
年上の女性にでなければ心を開けない耕二の感情
若い男に溺れてヒステリックになっていく喜美子の感情
最終的に別れを決断する普通の恋愛をしていたかった由利の感情
・・・とまぁ沢山の方向から見た恋愛が2ページ刻みくらの短い間隔で
切り替わり表現されるのが見所。

たぶんみんなこの登場人物の誰かと同じ感情を抱いた事がるのでは?
所々にあぁわかるわかるってのがあって面白かった。

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