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書庫沸き立つ雲

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北斎肉筆白拍子  静御前が初冬の吉野で僧兵に拘束されたのは、義経と別れて間もなくの事だったが、しばらくは京に連行され北条時政(政子の父)に引き渡された。翌年3月に鎌倉に連行され、4月に頼朝から鶴岡八幡宮奉納の舞を命ぜられる。     静がその日の装束には、白き小袖一襲、唐綾を上に引重ねて、割菱縫いたる水干に、丈な る髪高らかに結ひなして、此程の嘆きに面痩せて、薄化粧眉ほそやかに作りなし、皆紅の 扇を開き、宝殿に向ひて立ちたりける。さすが鎌倉殿の御前にての舞なれば、面映ゆくや 思ひけん、舞かねてぞ躊躇ひける。二位殿はこれを御覧じて、「去年の冬、四国の波の上 にて揺られ、吉野の雪に迷ひ、今年は海道の長旅にて、痩せ衰へ見えたれども、静を見る に、わが朝に女あり共知られたり」とぞ仰せられける。  その日は、すべて表示すべて表示

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  • 憲法改正する気概

    2019/5/19(日) 午後 3:36

    https://www.youtube.com/watch?v=cAUbpCnQhzE&fbclid=IwAR0Nl9TMrhBhg25huxTSydgdZoVEQCjTh35AMlDFc-fsz6Se96hFAlCNvBI

  • 今日本と朝鮮半島で起こっている国民の齟齬がどこから起こるのかを歴史的背景を確認しながら検証してゆこうと思います。

  • ミッション

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    この歳で予感めいたもの・・・。 聖徳太子に興味を持ったのは、成文化された「17条憲法の発布」が国家のあるべき姿を形に表した最初の国家宰相であった為。また王族の近親婚の実態。 大学で出会った小野浩教授とその教えと 友清歓真(ともき ...すべて表示すべて表示

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