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重文・観松院弥勒菩薩半跏思惟像イメージ 1

松川村は大町市と安曇野市に挟まれた小さな村である。主だった産業もなく農業主体の集落で、村の中にある唯一の観光資源はちひろ美術館である。しかしこれとて集客数は頭打ちで、村の観光の収益にはほとんど貢献できない存在である。
こんな田舎の村に面白いものがある。それが国の重要文化財となっている観勝院の弥勒菩薩半跏思惟像である。ここは京都や奈良でもなくこの村には主だった寺は一院もなく、すべては明治の廃仏毀釈で放棄してしまったのに、1500年前に百済にて制作された仏像がただ一点だけ不釣り合いな状況にもかかわらず伝え続けられてきたのである。村人よりも県外の人々のほうがこの弥勒菩薩の価値を知っていて、遠路はるばるこれを拝観するためにやってくる。観松院という寺も寺格を得たのは昭和30年で

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