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「竜二」って映画知っていますか?
公開は1983年10月ですから、今から29年ほど前に作られた自主制作映画です。公開当時大変な評判となった映画ですが、華やかな映画ではなく、40〜50才ぐらいの世代の人を除けば、あまり知られていない作品ではないでしょうか。
当時無名の俳優・金子正次が書上げた脚本を、金子主演で映画化する会社はなく、資金を集め、自主制作という形で映画化しました。資金に限りのある自主制作ですから、華やかさはなく、コンパクトにまとめられており、街のチンピラを題材にして男(人間?)というものを、見事に描いた作品です。共感でき、また悲しくもあります。そして金子正次が公開一週間で癌で亡くなられるという、悲しい現実が付きまとう作品でもあります。
なぜこんなことを書いているかというと、昨晩CATVで竜二のメイキング映画「竜二 Forever」がやっており、朝の4時過ぎまでつい見入ってしまった。おかげで今朝は寝不足です。この映画があることは知っていましたが、見たことはなく、Foreverそのものは一度見たらもういいかというものですが、「竜二」はいい映画だったなとかみしめております。それで、なんかここに書きたくなり書いている次第であります。
「竜二」は30年たった今でも強烈な印象を残す映画です。日本映画の逸品と言ってもいい作品だと思います。こんな言い方したら失礼かもしれませんが、金子正次は竜二のイメージが強く、この一作品で他界されたことは幸せだったかもしれない。そんな風にも思います。あらためてご冥福をお祈りします。
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