ポエクマのページ

世界が平和でありますように

引越し

みなさん、短い間でしたが、今までこのブログを読んでいただきありがとうございました。

いまいちこのブログの使い方がよく分らないので、新しいブログに引っ越す事にしました。

新しいブログは以下のアドレスです。

http://simakuma62.exblog.jp/

お手数ですが、ぜひまた読みに来て下さい。

では、ごきげんよう!

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あの『アメリ』の監督ジャン・ジュネの最新作『ロングエンゲージメント』を観てきました。
しかも、アメリ役のオドゥレイ・トトゥがまたヒロインを演じているではありませんか!
映画の公開を聞いたときは、私の心は躍ってしまいました。

『アメリ』を見た時のあの感動は忘れられません。
熱に浮かされたようになりました。
アメリのようにおかっぱにしなくちゃとか、クリュームブルレを食べにいかなくては!、と思いました。
そして、自分がパリジェンヌじゃないという真実に打ちのめされそうになりました。
最近私はその長い戦いに、終止符をうつ事ができました。

さてそんな調子ので、見る前から『ロングエンゲージメント』への期待がふくらみそうになりました。
しかしここ1〜2年、期待して見に行ってガッカリすることが多いので、期待しないで見に行く事にしました。

『ロングエンゲージメント』の映像や背景は素晴らしかったです。
『アメリ』節、健在です!
もう自分の好みで大好き!
しかしながら、ストーリーは登場人物が多すぎて全然覚えられませんでした。
話の始めの方ですでに、「どうしよう、よくわからない、、、」と不安に思いました。
中盤まで完全にストーリーに置いてきぼりを食らってしまいました。
私は記憶力と集中力、忍耐力と人間にとって大切なものが年々衰えていってるので、すこしだけ途方にくれてしまいました。
最後のほうになって、ようやくストーリーが理解できました。
今になって考えると、多分いい映画だったんだろうって思います。

上映後、頭の弱そうな20代前半とおぼしき男の人が連れの女の子に、登場人物が覚えられなくて超ムズカシくなかった?って言っていました。
そのとき、あんたいい意見いうね〜って、思わず声かけたくなりました。
同志を見つけたような気分になりました。

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スノードーム

イギリスの作家アレックス・シアラーという人の『スノードーム』という本を読み終えました。
読み終えた後、全ての謎が解け、もう一度初めから読み直してしまいました。
この本は、大きなジャンルわけをすると愛のお話なのですが、ミステリーの要素が強い作品です。
殺人が起こったりするわけではありませんが、本の最後になって全ての細部がつながった時、一人の青年を通しての謎解きの話だったんだなあと思いました。

原題は『The Speed of the Dark』で、くらやみの速度という意味になります。
タイトルは、スノードームより原題を生かしたほうよかったんだじゃないかなと思います。
原題の方が、この本にでてくる登場人物の内面を捉えたものになっていると思います。

ある日、光の減速器という研究をしている若い科学者が、突然姿を消してしまいます。
彼には家族や友達といえるものもなく、ただ唯一の持ち物がスノードームでした。
そのスノードームも、彼の失踪後なくなっていました。
彼が失踪してから、彼の同僚がある手紙をみつけます。
その手紙は、とても奇妙な物語でした・・・

この奇妙な物語に、エックマンという見た目が醜い芸術家でてきます。
彼は自分の愛が拒絶された時にある罪を犯してしまいます。
それは殺人とかストーカーといった犯罪ではありませんが、ある意味それぐらい許されない罪を犯してしまいます。しかし残酷でもありながら、ファンタジーの要素も強い感じがして、本の中にぐいぐい引き込まれてしまいした。

この本の中で一番の悪人でありながら、私はこのエックマンという登場人物の気持ちが一番理解でき、同情をしてしまいました。彼は幼い頃から自分の容姿に対する並々ならぬコンプレックスを持っていて、それが彼を孤独な人間にさせてしまったと思います。そのコンプレックスは彼だけが作り出したものではなく、周りの人間によって作られていった方が大きい気がしました。そして美しいものを愛する反面、憎しみに似た怒りも感じてるように思いました。
容姿のことだけでなく、何かしらコンプレックスを持って生きてきた人ならば、エックマンの気持ちが少しでも分るんじゃないかなと思います。
今までコンプレックスが何もないまま大人になった人がいるなら、そんなのぎゅうぎゅうに踏んづけてやる!って思います。

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