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 やっと「天将雄師」を見ました。
 大きな画面で特等席で見ました。日本じゃ3Dじゃないんですね。別に構いませんが。
 いやー・・・すごかったな・・・。
 すごすぎて面白いかどうか考える余裕が無いぐらいすごかったな・・・。



 以下、今思っていることを、既出情報程度のみ書きますが、感想というものは多かれ少なかれネタバレです。念のため。

 一つ言えることは、この映画はDVDが出るからいいやと悠長なことを言っていたら絶対に後悔する。映画館で見るべき映画だということ。
 たぶんもう無い。
 CG使わずこんなことやってのける映画は、二度と。




 

 さて、まず思ったこと。

 グッズが売ってねぇ。
 パンフレットしか・・・。
 ポスターやクリアファイルは売ってるのかと思っていた。
 他のところじゃ売ってるのかしらん。「ドラゴン・ブレイド」は成龍主演作品だからまだ成龍関連のDVDやら雑誌やらが並んでいるからましで、他の映画にゃなんにもない。
 昔はグッズがあったもんだったのに。
 しかしクリアファイル…。ネットでプレゼントしていたのは本当にレアなやつだったんか・・・。

※ パンフレットは、パンフレット読まないと分からない情報が書かれていて助かりますが、ネタバレが壮絶ですので、映画を見る前には読まないほうがいいかと思います。


 次に思ったこと。

 あ、成龍兄、ほんとにスチール通りに若くて美男だ・・・。
 私は性格が悪いので、ネットに出回っている「ドラゴン・ブレイド」の写真の成龍兄が若々しくて美男なのはきっと修正してあるに違いない、と思っていたのでした。 
 でもほんとにそのまんまでした。
 これはどうしたことか、三つ編みおさげの乙女ぶりが若づくり・・・のわけではなくて、まぁ眉をきりっと持ち上げたのと、もう一つは違ったらごめんなさいですが瞳に黒いカラーコンタクトを入れていませんか。
 本来は薄い茶色の瞳の成龍兄が黒い瞳になって、撮影のライトを反射してややもするとキラキラ光るのですよね。

 ただ、目張りは逆効果だった。メイクが落ちている時の方がかっこいい。

 体重を落としたのかもしれない。いくつかのスナップで肋骨が浮いてみえる。腕の筋肉はごっついけど・・・。
 SKIP TRACEでは肋骨は浮いていないので肉を戻したのだろう。

 成龍兄はおそらく頭部がかなりむくみやすいので、撮影した日によって印象が違って見える。あ、このシーン丸い・・・。と二回ぐらい思った。

 しかし同じ時期でも映画の内外で印象がとんでもなく変わるから、気迫の問題かもしれぬ。


 と、まぁ実はそんなことを考えている余裕は本当はあまりなかった。


 
 アクションがすごかった。
 アクションやら演舞やら部族の戦い方やらがすごすぎて面白すぎて、なるほどこんなことされたら成龍兄の演技について語る人が少ないはずだわ。
 信じられないだろうけれど、働いているシーンでさえ面白い。

 成龍兄は、最初から最後までずーっと戦っているかアクションをしているかで、それがいちいち疲れそうなので、エンディングロールの「もう戦いは嫌だ!」という歌を聞きながら、ほんとそうだろうな、と思った。
 
 ただ、ということは、この映画は成龍兄が主演とアクション監督をしていなかったらもしかして面白くないんじゃないか。非常に私好みの物語ではあるが。

 それに、ここまでやったらさすがにもうこれが最後だろうな、アクションは、と感じた。




 以下、物語に関することを書く。


 ただし、映画に描かれていない物語の方。

 海外版予告編やパンフレットの内容を見たところ、どうも、撮影しておきながらカットされている部分がかなりあるのではないかと思われる。
 中国版は上映時間がどれくらいあったのか? 
 日本でカットしたのか。もともとカットされていたのか。



 ローマ側の物語は、おそらくこんな感じだったはず。

 ローマ帝国の執政官クラックスには息子ティベリウスがいた。また、精鋭黒鷲部隊を率いる将軍ルシウスはクラックスの信頼する部下であり、ティベリウスの親友、もしくは尊敬する兄貴分であった。

 そこに、ルシウスの恋人である女性が両親に強制されてクラックスと結婚し、息子プブリウスを産む。
 パルティア国の女王はこの女性の妹であり、平和の為にクラックスと同盟を結ぶ。プブリウスが執政官の跡取りであると定められ、その世話役にルシウスが選ばれた。

 (ルシウスは恋人の息子ということもありプブリウスを可愛がったのだろう たぶん)

 ティベリウスは跡取りの地位も失い、ルシウスの友情もプブリウスに奪われたと感じた。
 ティベリウスは父のクラックスを暗殺し、プブリウスが目を患ったとき、パルティアからもらった薬に毒を混ぜて盲目にしてしまった。更に命を狙ったが、ルシウスはプブリウスを助け、ローマの兵士たちと死闘をくりひろげて逃れ、部下たちと共にローマを出てシルクロードに向かった。



 ここらあたりがざっくり無い。
 ルシウス役のキューザックはがんばってローマ兵(ティベリウスの部下)との死闘を演じたらしいのに、たぶん映画には使われて無かったと思う。
 また、プブリウスの母親とルシウスが恋仲という話も映画では出てこないからパンフレット見て驚いた。

 


 一方、中国側では。

 フォ・アン(成龍)が砦に送られた後、砦の隊長からひどい仕打ちをうけるらしいのだ。海外版の予告ではフォが鎖につながれ吊るされているので(奥さんがそこにやってくるシーンまである)そうとうひどい目にあわされたはずなのだ。
 そこに、医者で隊長の腹心でもあるラオが、最初にフォを助け、ローマ軍(ルシウス軍)がやってきた時にはフォの戒めを解き、砦の伝説的将軍の雲の鎧を着せる。そしてフォとその部下たちはほんの数名でローマ軍に立ち向かう。

 

 この部分が無いな・・・。
 たぶん、フォとラオの間に信頼関係が芽生える描写があるはずなのだ。
 それに、子どもたちと遊ぶコミカルなシーンがあるはずだけれど・・・。中国での感想ではそこが見もの、という感想が多かったとか・・・。


 物語を作る段階では、フォが砦の責任者たちにいたぶられながらも信頼されていく、という描写が必要だったのだろう。当然だ。奴隷なんだから、ローマ軍が来たからっていきなり砦の隊長が全権委任するはずがない。


 でも、物語としてはそうだけれど、演じているのが成龍なので、もしかして日本版では「成龍が一目おかれるのはあたりまえ」とばかりにカットしてしまったのではないか。
 無名の俳優なら必要だった、この男は信用されるだけの力量があると観客に思わせるための描写が、成龍兄が演じている人物という時点で不要だと感じられたのではないか。そして実際不要なのではないか。


 

 


 また、サモハンの三男が出ていて美男子。
 アクションもできるし、この人をリアルアクションの後継者にすればいいんじゃないかしら。




 キューザックが台詞もなくすっとぼけた表情とわずかな動きだけで思いを表現するところがよかった。



 最初、フォがあまりにもいい人すぎて恥ずかしいぐらいだったけれど、ルシウスが輪をかけていい人だったので、こういうはっきりしたキャラ設定にすることでこの二人があっというまに親友になるのを自然に見せたのだな、と納得いった。
 
 助けたローマ軍のおかげで中国側がすごく助けられる、という設定が感じよかった。

 
 ただ一人の悪い心を持った人間が権力を持つと、戦いたくもない死にたくも無い大勢の人間たちが戦争をして死ぬのだな、としみじみ思い知った。



 


 眠い。寝よう。

 

 
 
 

閉じる コメント(3)

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はじめまして。ナイスありがとうございます。
やっぱりカットされているシーンがあったんですね。
話のつなぎが「?」と思う部分もあったし、予告編で見たシーンがなかったりで変だと思っていました。
地味に好きなシーンは、フォ・アンが部下たちと型の練習(?)をしているシーンです。
エイドリアン・ブロディの悪役は良かったですね。この人は線が細い役だけじゃなく、『プレデターズ』でマッチョな役もやっていました。
それに比べると、ジョン・キューザックはちょっと地味にみえてしまいました。
中国とローマの歌の主張が反対でしたが、中国側の歌詞はジャッキーの考えが反映されているのかな〜と思いました。
けど結局、復讐することになってましたが。(^^;)
TBさせてください。

2016/2/19(金) 午後 8:02 spooky1999

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TBってなんだろう、とワクワクワクワクして、トラックバックだと分かって、初めてなので、ドキドキしました。すごく嬉しいです。(トラックバックってなんだろう)
感想はそちらさまのブログに書かせていただきます。

ひとさまのブログで拝見しましたが、元の映画では現代パートがあったらしいのです。
もしかしてみんなで仲良くしている21世紀の映像があったのでしょうか。
私も型の練習のシーンがとても好きです。誇らしさもあり、みんなを楽しませようという思いもあり、という感じで、ルシウスがローマ兵に演武をさせるのも、誇りと同時に余興にもなってほしいという思いがあったのかという感じがしました。
東と西が溶け込んだ夢のような時間でしたよね。

しかし映画はそう夢のままでは終わらせてくれなかった。

2016/2/19(金) 午後 9:32 [ simamura ]

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あれっ? 今見たらトラックバックのところ押すと私のブログにとんでしまう。変だなぁ。すぷーきーさんのところに行ってたと思ったのに。

2016/4/7(木) 午前 7:16 [ simamura ]

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