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この「ミニタリーミニチュアシリーズを作る」のブログを作ったのがきっかけで昔のタミヤカタログを引っぱり出してきて眺めておりました。特に一番強い思い出があるのは1977年のカタログです。
今のようにインターネットで最新の情報が簡単に手に入る時代と違い、この当時はミニタリーミニチュアシリーズのファンにとっては年末に発売されるタミヤカタログが貴重な情報源でした。今までの製品のラインナップを確認して新製品をチェックしながらお年玉で今度はなにを買おうかとワクワクしながら眺めていました。
そして一番期待していたのはカラーページで紹介されるジオラマの数々。当時から定期的に発行されていたタミヤの情景写真集「パチッ特集号」は全ページモノクロ、模型誌も巻頭のカラーグラビア以外はほとんどがモノクロページだったように思います。実物を見る機会もない自分にとってはカラーページで紹介されるジオラマは最大の楽しみでした。
特に1977年のカタログには見開きで紹介されたモデラー集団「カンプグルッペジーベン」が制作したジオラマが圧巻でした。おびただしい数のフイギュアを使ったスケールの大きな作品、1/12スケールのカーモデル用のフィギュアを改造した作品、赤い屋根の鮮やかさと建物の作り込みなど本当に素晴らしい作品ばかりでした。そして衝撃的だったのはおそらく日本で初めての紹介だったのではないでしょうか。ベルギーのモデラー フランソワ・バーリンデン氏の色鮮やかな情景写真の数々でした。今まで全く見た事がない塗装でどうしたらこんな美しい作品が出来るのか全く想像できませんでした。しばらくしてからタミヤニュースでバーリンデン氏の「ドライブラシ」とか油絵の具を使った塗装法が紹介され自分も早速真似してみましたがやはりバーリンデン氏には遠く及ばないひどい出来の作品しかできませんでした。
1977年のカタログを中心にその後数年のカタログは何度も何度も見返しご覧のようにボロボロになってしまっています。
そして現在ではホームページでミニタリーミニチュアシリーズの最新情報はリアルタイムで手に入れられます。ジオラマ作品も国内モデラーの作品から海外の作品までネットで鮮明な写真を見る事ができます。今でもタミヤカタログを買い続けていますが新品のようなきれいな状態で本棚にしまわれていてちょっと寂しいような気がします
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