島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

松下幸之助に学んだ政治経営学

[ リスト ]

松下幸之助と書道

 松下政経塾の寮には松下幸之助塾長直筆の「素直」という色紙がかけてある。松下幸之助塾長は小学校四年の一一月二三日までしか学校にいっていない。大阪に奉公にいくので、小学校を中退したわけだ。だが、この「素直」という字はやはり味がある。

 また、名前の「松下幸之助」は秘書を務めた人によると、何度も練習していたのだそうで、見事な字である。

 政経塾生は、週に一度、書道を学ぶ。行書は王義之の「蘭亭序」で学んだ。王義之は東晋の時代、書体、書道具などが取りそろった時代に活躍した。昨年、江戸博物館で蘭亭序、八柱第三本をみた。唐の太宗皇帝が書き写させたもので、清時代には乾隆帝が所蔵していたものである。

 書は今も続けている。前議員会といい、衆議院議員をつとめたものが、月に一回議員会館で先生から書を教えていただくのだ。大先輩ばかり、大臣経験者ばかりの中に、五一歳の私が入ってまさに五十の手習いをしている。

毎年、銀座で開かれる同好の展覧会に作品を出品している。一昨年は「人生意気に感ず」、昨年は「諸悪莫作 衆善奉行」(悪をする無かれ 善をなせ)を半切、聯の作品で出した。
家内に言わせると「あなたは、小さな字はともかく大きい字はうまいね」とのことだ。

 松下塾長にならって「素直」を書いてみたいと思っている。塾長の域に達するのはむずかしいだろうが。

「松下幸之助に学んだ政治経営学」書庫の記事一覧

閉じる コメント(5)

文字を書くと言うのは本当に難しいことです。
特に書道となるとなおさらです。
文字は言葉、つまり、言霊、書き手の人生の投影、書道は投影から逃げられないもの。
それ故、自分を知る意味からも書道は必要かもしれません。
現物ではありませんが、私も松下幸之助さんの「素直」拝見したことがあります。
邪心の無い真の素直であると、強く感じた記憶があります。
弊社の会議室には「夢」が掛けられています。
今から二十年前に亡くなった創業者の直筆です。
本気の思いは文字の中にきちんと込められております。
今もまだその夢の途中であります。

2009/5/15(金) 午前 7:20 [ イタ ]

こんにちは。はじめまして。ご訪問ありがとうございました。どこかでおみかけしたことがあると思ったら‥。ポスターで、いや一度だけ間近でお会いしたというか、お見掛けしたことがあります。昨日、美術館でいろいろな書を見て感じたことは、墨の濃淡、筆の強弱、文字の大小、行間の違い‥相反するもののバランス。これが人の心を動かすなにかなのかもしれないって思いました。無心に書いていると呼吸が整ってくるのを感じます。それだけ書の道は精神と繋がったものがあるのでしょうね。

2009/5/15(金) 午後 11:16 かぜこ

顔アイコン

何かを成し遂げてきた方の書にはかないません。

そこにいくと
書技術などは他愛の無いものだなと感じます。

2009/5/15(金) 午後 11:18 [ 田中祥月 ]

顔アイコン

そうですか。小さい字がうまくないということは手紙などにはむかないというこでしょうか?奥様によく手紙を出されたということですね。奥様お元気そうですね。テーパーテイーは続いているんでしょうね。懐かしく思い出しました。字は私はギリシャ文字とよくいわれます。

2009/5/16(土) 午前 7:33 anjoohenro

顔アイコン

私は、松下さんの言葉で素直な心は強く正しく聡明にするという名言に感動いたしました。信号の色が赤は赤・青は青・黄色は黄色と見えるようにありのままの心で物事に取り組みなさいとおっしゃっておりました。(過去の講演実況により)

2009/5/20(水) 午後 10:45 [ - ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事