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日本の首相としての人格はどうあるべきなのか。さらには人物はどんな人が望ましいのだろうか。
明の時代に呂新語の著した「呻吟語」は「深沈重厚なるは、これ第一等の資質。磊落剛勇なるは、これ第二等の資質。聡明才弁なるはこれ第三等の資質」とした。
「静かであるがどっしりと深みがある人物、これが第一等の資質である。小さな事にこだわらず大胆で明るく積極的にこなす人物、これが第二等の人物である。頭が切れそうにみえて弁舌さわやかな人物、これは第三等の資質にすぎない」
菅首相が7月4日、与野党九党党首のテレビ討論に出演した。首相は谷垣自民党総裁の消費税制度設計に関しての質問には答えず、「逆に谷垣総裁にお答えしたい。10年間の自公政権でもかなりムダが入っていると思うが、その認識はお持ちか」と逆質問した。
読売新聞によると「あれでは野党の党首だ」とか、「菅さんらしいと言えるが総理らしくないかも」と政治家たちは感想をもったとのことだ。
菅直人首相の一連の発言を聞いていると、どうも「聡明才弁」のみが目立つ。政治家は才や知よりも心術が大切であり、徳望や見識を重しとすべきである。
聡明才弁でなくては政治家としてその地位を築けなかった事はわかる。だがもはや菅首相である。自らを修養し、豪放磊落、さらには深沈重厚たる資質へと進んで行っていただきたい。
我々がいかに善い政治家を、首相をもつかということが国民と国家の運命を左右するのである。
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イラ菅、いえ、首相にも佐賀のがばい婆さんの爪の垢を一服煎じて御献上できれば良いですが。。。
2010/7/5(月) 午後 1:22 [ Luna C'est La Vie ]
たしかに補佐役の立場から言えば、菅氏よりも鳩山氏の方が補佐しやすいということはわかります。
ただ政治家として見たら、鳩山氏よりは首相の地位にふさわしい人物であると思いますね。
少なくとも自力で市民運動家から、何度も落選と挫折を繰り返しながら、首相の地位にまで、たたき上げた苦労人です。
どんな人間にも長短両面があるので、政治家にあまり理想像を求めることは、よくないと思います。
2010/7/19(月) 午後 2:35 [ ヨウスケドン2 ]
民主主義社会では、弁舌は非常に重要と思います。
封建官僚制の社会では、弁舌は、君主へのゴマスリ程度のものですが、民主主義社会では、弁舌は比重に重要なものではないかと思います。
福沢諭吉は、論語(孔子語録)の「巧言令色 鮮(すくなし)仁也」を、読み替えて「巧言令色亦是礼也」と言いました。
近代市民社会の創造には、封建道徳の破壊が必要でした。
また「演説」の重要性を説き、慶応義塾で大いに演説会がもようされました。
2010/7/20(火) 午前 0:04 [ ヨウスケドン2 ]