島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

大風呂敷の論理

[ リスト ]

 拙著、大風呂敷経営進化論を本当に多くの方に読んでいただいて、ありがたいことだと思っている。昨日も、六義園でバードウォッチングをした後、三省堂神保本店に寄ったら、「大風呂敷経営進化論」が、ビジネス部門1位とディスプレイされていた。感謝の念でいっぱいである。

 この本は、PHPから出版させていただいた。PHPは第2次大戦後、「繁栄による平和と幸福」の研究を推進し、実行して行くために松下幸之助氏が社長となって設立されたものである。
 松下氏の思想が深化し、視野が広がり、事業家の枠を超え、日本社会、政治の改革に発言する段階まで発展してきたことを「事業化」したと考えてよいであろう。

 松下幸之助氏、51歳のときである。
 事業家の枠を超え、政治社会に発言し始めたのも同じ51歳のときであった。

 民主党への政権交代前、当時の鳩山由紀夫幹事長が当社を訪問された。そのとき、孫社長はITによる成長戦略として「光ニューディール」構想を話した。その1年後、政権交代が起き、原口総務大臣が「光の道」構想を発表。このモデルとなったのが「光ニューディール」構想である。

 論語、為政編に「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」とある。23歳で始めた事業が、ある程度の発展段階になる五十歳。それを過ぎたとき、天が何のために我を生み出だしたかと考えはじめる。そうすると、事業家の枠を超え、政治に発言するようになるのであろう。

 「経営者でも、政治を知らない人はダメである。政治家でも経営を知らない人はダメである」
                      
                            松下幸之助

 その後、孫社長は「東日本ソーラーベルト構想」を発表。これが「再生エネルギー法」成立へとつながっていく。さらには「アジア・スーパーグリッド構想」を発表し、電力改革システムにも一石を投じている。

 ソフトバンク社長室長としての3000日は、孫社長が一事業家の枠を超えたときと一致した。これが、衆議院議員3期をつとめた人間が、社長室長の任を8年も続けられた原因であると思う。


 大風呂敷経営進化論は、ビジネスにとどまらず、天命を知った孫社長がどう動き、私がどう補佐したかを書いたものである。お読みいただき、感想などいただければ幸いに存じます。
 
 
追伸・・ 最初の発行部数が少ないせいか、「近くの書店になかった」との声がメールで寄せられています。
 下記、アマゾンにアクセスいただければ幸いです。

 http://goo.gl/dOkYWK
 



 

 


                

閉じる コメント(1)

顔アイコン

「東日本ソーラーベルト構想」から「再生エネルギー法」成立へ。さらには「アジア・スーパーグリッド構想」を発表し、「電力改革システム」にも一石を投じた生々しい証言は、まさに「スペクタクル」映画そのものです。ただひとつだけ全く他愛のない欲を言えば、2009年4月からの400篇超のブログが編集素材となった「大風呂敷経営進化論」は、仮に出版界のカリスマ見城徹氏が編集者となったらば、100万部を遥かに超える空前のベストセラーになる様な気がします。
「3000日は孫社長が一事業家の枠を超えたときと一致した。これが、衆議院議員3期をつとめた人間が、社長室長の任を8年も続けられた原因であると思う」を読んだ途端に、むかし読んだ何方かの書いた本の一節「最高のエンジニアリングは、実は政治である」と言うフレーズが、ふと頭をかすめました。

2014/4/7(月) 午前 11:11 [ ssk*d*s201* ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事