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いつごろからだろうか。私は毎朝、一人用のポットに紅茶を入れ、モーニングティーをいただきながら、朝日記を書くのが習慣になっている。
沸騰したお湯をいれ、紅茶を入れる。ポットはガラス製なので、茶葉がジャンピングしているのを見ることができる。
ツィッターで毎朝、「本日のモーニングティーは○○にしました」とつぶやくので、一部では「紅茶野郎」などといわれたりしているらしい(笑)。「紅茶王子」と言っていただいている人もいるので、その人には感謝である。
月曜朝の紅茶は「ハロッズ14番」に決めている。
ハロッズの代表的な紅茶で、14番というのはロンドン、ハロッズの前をとおるバスの番号から来ている。インド、スリランカ、ケニア産の紅茶をうまくブレンドしてあり、ミルクがよく会う。セイロン、ケニア、アッサムに加えて、ダージリンが爽快感を増している。
このところ、細川護熙氏によくお会いする。
「細川家中興の祖、細川幽斉は生涯64度ですよ。戦いの数が。それこそ毎日、毎日が戦いでした。それでいて、源氏物語の大家であり、古今和歌集の継承者でした」と毎日新聞のインタビューに答えておられるが、まさに武家の棟梁と歴史に残る文化人の両面をもっておられる。
品のいい話し方の中に、誇り高き武家の棟梁の迫力をときどき感じることがある。私のなかにある、「侍」の血が騒ぐ瞬間である。
細川家は室町幕府三管領の一つとして武門の誉高い家柄で、現在の細川家は藤孝(幽斎)を初代として戦国時代に始まる。司馬遼太郎の「国盗り物語」にも出てくる。
その細川家所蔵の貴重な文物を保蔵している「永青文庫」は、今は遠き武蔵野の面影を止める目白台の一画に、江戸時代から戦後にかけて所在した広大な細川家の屋敷跡の一隅にある。
名称は藤孝の養家の始祖細川頼有以後8代の菩提寺である京都建仁寺塔頭永源庵の「永」と藤孝の居城青龍寺城の「青」の二字をとってつけられたという。
私も時々、バードウォッチングの途中で立ち寄らせていただく。
ここに居心地のよい、ラウンジがある。そこで出される紅茶が「ハロッズ14番」である。
永青文庫の歴史と、少し入ったダージリンのさわやかさがよく調和している。ただ、ハロッズ14番は。「イングリッシュ・ブレックファスト」と言われるように朝にむいている。
できたら、ダージリンも用意していただきたいところである(笑)
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