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本日の朝日新聞「天声人語」に「自然エネルギー推進会議」がとりあげられている。
西郷隆盛の遺訓集に「文明とは道の普く行わるるを賛称せる言にして」とある。利よりも義、道徳によって世の中が動いていくことを文明と言う。
細川さんは幼少時より西郷隆盛遺訓集を座右の書としてきたそうだ。そんなこともあって、協議会発足の式典挨拶で引用した。原発をどうするかは、日本の国の文明のあり方にかかわるものだというのだ。同感である。
「選挙には直接かかわらず、国民運動に徹するという。賢明な手法だ」とも天声人語にはあった。
脱原発、自然エネルギーの運動を進めるにあたって最大の難問は、「未来」対「現在」の戦いだと言うことである。
原発事故が起きるのは明日かもしれないし、遠い将来かもしれない。それは「未来」なのである。政治家として9年の経験からいうと、「現在」は容易に組織化できるが、「未来」は組織化が難しい。
労働者は組合をつくって労働者の権利を守る。年配者は組織化して、年金を受ける。「現世利益」だからである。しかし、「未来」は組織化が難しい。
親が子の面倒を見るように、将来を見越し、長期的に考え、子供や孫がもっとよい将来を迎えるように配慮する。それが、「原発ゼロ」への戦いであり、自然エネルギーの促進である。
現職政治家でなく、元総理がこの問題に取り組むのは「未来」を見つめているからであろう。「未来」をいかに組織化し、勝てる戦いをするか。知恵の絞りどころである。
ところで、自然エネルギー推進会議のHPがスタートしているが、同じように「自然エネルギー○○」という団体が多く、間違える方も多いようだ。「これは細川氏や小泉氏がたちあげた自然エネルギー推進会議ではありません」とことわる団体もある。
ということで、正式のHPは以下です。ぜひ、アクセスしてみてください。
http://janfre.com/
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