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細川さんが「体調不良で脱原発運動休止」のニュースがヤフーで流れた15日の午後、細川護熙さんにお会いした。
先週から予定されていたMGだったが、報道を見る限り細川さんは出席されないのかなと思っていた。ところが元気に出席され、私の前に座られてに話しかけてこられた。自然エネルギー推進会議の発足式が開かれた5月7日よりも元気に見えた。
話を総合すると、体調がこのところ完全でなく、5月7日のときも「めまい」があったので挨拶があのような状況になった。そこで、仕事を絞りたい。学長などは辞めさせていただくが、自然エネルギー推進会議の代表理事は当然続けさせていただくとのことであった。
「東京都知事選の疲れでしょう」と出席メンバーが話した。私にも経験があるが、選挙の疲れはすぐには出ない。直後は興奮状態にあるからだ。だが、三ヵ月後あたりに出てくる。特に「負け戦」の場合はじわりじわりとくる。
だが、さすがに細川さんは「選挙の疲れ」とは言わなかった。「京都、建仁寺で襖絵の展覧会を行いました。今日、おいでのメンバーにも来ていただきました。三万人の方に来ていただいた。その影響もあるのでしょう」
建仁寺に行ったメンバーが話した。「たしかに、皆、細川さんに握手してくれとか、写真をとってくれと言っていた。あれでは、選挙より大変だ」
メンバーの一人が「報道で脱原発運動休止と書かれた。それを払拭するためにもメッセージを出してください」と頼んだ。
細川さんは静かな口調で「それは、自然エネルギー推進会議が地道だが着実な活動をすることで示して行けばいいのではないでしょうか」と話された。私も同感である。
マザー・テレサが「愛は行動で現す」と言った。私は政治家時代、これをもじって「政治家の思想は行動で表す」と言っていた。脱原発のうねりを造るためにまずは着実な活動をしていけばいいと思う。
ただ、細川、小泉という二人の元総理の活動である。機会がくるまでじっと準備しながらも、ここぞという政治的インパクトがあるときに一挙に行動をしてもらいたいと思っている。それまで、ゆっくりと体調回復に努めてもらいたい。長期的に見れば、今は明日のために休むことがもっとも重要なことかもしれない。
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