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ソフトバンクテレコム労組のお招きに預かり、組合主催のイベントで久方ぶりにディズニーランドに行ってきた。
新アトラクションが出来たとかで、世の中の不況は何処吹く風という混雑であった。ホーンテッドマンションに行ったら2時間待ちということであきらめて、懐かしいカントリーベアジャンボリーに入った。さすがに25年経過しているので、どことなく疲れを感じた風情が漂っていた。
麻生総理が経済企画庁長官をやっていたとき「景気は『気』からと申しますから、あまり悪い悪いと言っていると益々悪くなります。だからあまり悪くなる悪くなると言わない方が良い」と何度も言っていた。どうも、麻生さんの経済政策はこれだけが原点のように思える。
財政支出15兆円余、事業規模57兆円の新経済対策を政府与党がまとめた。米国政府にGDPの2%相当を約束した。決定済みの対策を入れると財政出動は約束を超えてGDP3から4%程度になる。
大規模な財政出動によって、市場に蔓延している悲観論を吹き飛ばして楽観的な期待を広めれば、景気は回復するということだろう。確かに景気は気からの側面もある。ディズニーランドに来ると楽しくなってついついいろいろなものを買ってしまう。これが日本全国にひろがれば景気は回復する。
だが、冷静に考えると「大規模な財政出動をすれば楽観的期待が広がる」ということは理論的に証明されていない。逆に大幅な財政赤字によって増税不安や将来不安でマイナスになることもある。
オバマ政権は大規模な景気対策を打ちながら、任期4年で財政赤字半減という目標を掲げている。日本の政治家にこのような行動を期待するのは無理なのだろうか。
夢の王国、ディズニーランドで人々はつかの間の夢を楽しんでいる人々を間近に見ながらシンデレラ城を仰ぐと黒い雲が広がっていた。まるで日本のようであった。
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