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永田町、霞ヶ関界隈に一つの噂が流れている。
この7月に天皇陛下がハワイを訪問される。その際に、パールハーバーで日本軍の急襲で沈没した戦艦アリゾナを訪問されるかも知れないと言われている。もしも実現したなら日本の歴史にとって大きな出来事である。
そして、その返礼にオバマ大統領が広島の原爆ドームを訪問するかも知れないというのである。
アメリカでは、日本の原爆投下は太平洋戦争の終結を早めたと言うことで評価されていると言われる。だが、オバマ大統領はプラハでの演説でこれを否定し、2万5千人の聴衆を前に核廃絶を宣言した。
アメリカはかつて、CTBT、カットオフ条約などで核廃絶の動きをしたことがある。民主党クリントン政権のころである。私も岡田克也氏と共に、このころ核廃絶を政策調査会で研究した。しかし、ブッシュ政権ではこの問題は非現実的とされ、CTBTもアメリカ上院でも批准されていない。
オバマ大統領の前にまだまだ難問山積だろう。オバマ大統領は言う。脅威がある以上、核は持ち続ける。しかし、同時にロシアとの核兵器削減交渉にのぞむとのことだ。左手で現実的に対処しながら右手にたかだかと理想のたいまつを掲げつづけるのが政治家の役割である。
この夏に、オバマ大統領が広島原爆ドームに来て、核廃絶を誓うかも知れない。まるで夢のようだ。
私の好きな安室奈美恵の歌に「夢なんか見るものじゃない、語るものじゃない。かなえるものだから」というのがある。ぜひともかなえて欲しいとディズニーランドのミッキーマウスのショーを見ながら思うのであった。
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