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「税金を国民からとるのは当然と考えるばかりか、増税に痛みを感じない為政者は失格である」 松下幸之助
愛知県半田市で、市税、減税を公約にした市長が下馬評をくつがえし当選しました。名古屋の河村たかし市長とともに減税を主張した市長が当選したと言うことで、これから多くの市長選、知事選などで減税を主張する候補者が出てくるでしょう。地方から減税革命が起きるかも知れません。
なお、半田市は「ごんきつね」の新美南吉のふるさとです。
市民が減税をもとめるということは、もっとも身近な市役所の行政に満足していないと言うことです。いいサービスなら、市民は納得して払いますから。
総務省瀧野事務次官は記者会見で「税制は国としてきちんと議論して決めたもの。減税するならその財源を明確に」と釘をやんわりさしていました。
現在の体制では、それぞれの地方自治体は基準財政需要額といって、これぐらいの市ならこれぐらいの行政需要があると国が決めます。実際の税収との差を地方交付税交付金で埋めます。親会社が、子会社の必要経費を決めて、足らなかったら補填してあげるというようなものです。
地域間格差をなくすという意味でありがたい制度なのですが、そのかわり国は、地方自治体に税制や行政を一律にすることを求めます。実は、市税などの減税は「全国一律」に制度設計されていますので、市町村ごとに変えることはかなり難しいのです。
ただ、いつまでも全国一律では地方分権は進みません。減税革命とともに地方分権が進んでいくことを願います。
写真は、私のオフィス近くに活けてあった花です。秘書嬢に「これはシャクヤクですか、牡丹ですか」と聞かれたのですが「???」
答えはシャクヤク。シャクヤクは草で、牡丹は木。したがって、シャクヤクは先端に花が咲きますが、牡丹は枝に花が咲くのだそうです。「立てばシャクヤク、すわれば牡丹」というのは、シャクヤクは立ったほうが、牡丹は座った方が美しく見えるから言われるとのことです。
河村名古屋市長も、半田市長もいずれがシャクヤクか牡丹かわからないほどの活躍です。減税革命にむけて頑張って欲しいと思います。
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