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前略 麻生太郎様
総理の究極の権力は解散権と内閣・党役員の人事権です。今回、党役員の人事権を行使することを阻まれてしまったこと、極めて残念に思っておられると思います。
お二人の閣僚を申し訳程度に改造されましたが、サプライズもありません。
タレント出身の東国原知事など昨日の集会で、「知事がいきなり大臣になるなどいままではありません。歴史をつくらなくては」と言っていたそうです。総務大臣に指名がかかると思いこんでおられたようです。
森元首相と1時間半にわたって会談され、説得されたとのことです。閣僚は国民のために仕事をしなくてはなりません。衆議院任期70日前に人気とりのために閣僚交代をするのは品格ある政治ではないと思います。
一つ気になることがあります。森元首相は、自民党が下野した細川政権の時の幹事長でした。月刊自由民主05年3月号に、森さんと当時は自民党だった亀井さんの対談が掲載されています。
亀井「こうなったら、こちらから城中にしのびこんで殿(細川首相)の首を取る以外にない。私は森幹事長から密命を受けた」
森「そう、この際、何でもやってくれと・・・」
亀井「森先生は太っ腹なんだ。党の金をいくらでも自由に使えと言ってくれた。それで勢いづいて打倒細川連立政権へと猛然と突っ走った」
森「警察官僚出身の亀井先生は、細川首相自身にかかわる、いわゆる佐川急便などの疑惑を調べ上げるとともに、社会党左派を取り込む工作に骨を折ってくださったが、本当に見事な物でしたよ」
麻生太郎様。森元首相から「この際、何でもやるべきだ」という進言を受けられたのではないでしょうか。そういえば、昨日、元国家公安委員長の村田さんをリーダーにした鳩山さん糾弾のチームが出来たとか聞きます。
森元首相から細川政権の時のように「密命」があったのでしょうか。村田さんが、元国家公安委員長で、警察に抑えが効くのも気になります。
「何でもやる」という路線に走るのは品格ある行動と思えません。まずは、解散総選挙をして民意を確かめる。過半数がとれなかったら、下野して、そのなかで再生を図るのが王道です。
すみやかな解散総選挙を求めます。といっても、すでにそれも行使できない状況なのかも知れませんが・・。
草々
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