島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

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「軍師と大将を兼ねれば、どうしてもスケールが小さくなる。だから、大将は軍師でないほうがいい。軍師を百人ほど使えば、偉大な作戦が出来る。 松下幸之助

 政権交代が現実味を帯びてきて、マニフェスト公表前というのに「民主党の公約は実現できるか」という議論が新聞紙上をにぎわしています。ようするに「財源はあるのか」というものです。

 首都、阪神両高速道路をのぞき、高速道路無料化、子供手当1万3千円の支給など、財源9兆円以上必要な計算になるとのことです。

 財務省の発表によると一般会計、特別会計を整理すると総額212.5兆円。そのうち9兆円の捻出なら時代遅れとなった部門から5%を削減し、出てきた財源を重点分野に投入するだけのことです。企業経営なら当たり前、毎年やっていることです。

 経営者の視点から見たら、いまどき、1割や2割のコスト削減は当たり前です。必ず、「この予算はけずれません」「これは自然に増える経費です」とか担当部局は言ってきます。今回も財務省は同じように「これは義務的経費だから無理だ」と言っているようです。

 だいたい、各部門の言うことをきいていて、コスト削減など出来るわけがないというのが私が民間企業の経営に参画して肌で感じたことでした。

 トップを含む経営陣が決めることは「次年度までこの分野は何割コストカットして、他の分野に回す。何月何日までにその案を担当執行役員は削減案を持ってくること」ということだけです。

 政策なら、首相を中心とした内閣が決め、次官以下の官僚達に案をもってこさせればいいのです。

「決断する人」と「その決断の実行計画」を考える人は別にする。これがスケールの大きいマネジメントをするコツです。政治、行政でも同じではないでしょうか。

 「民主党の公約は実現できるか?」の問いは、民主党がスケールの大きい経営ができるかどうかに掛かっていると思います。

 追伸・・・昨日は、3連休の中日でしたので、お台場に行きました。実物大、ガンダムに人気集中でした。自民、民主両党の政治家も、官僚を御するのに「ガンダムスーツ」が欲しいのではないでしょうか。





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