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機密費の問題について浅尾議員の発言がもとでツイィッター上で議論になっている。
浅尾氏が指摘する「官房機密費が選挙対策費に使われているのではないか」という噂は、01年6月に私が民主党機密費改革ワーキングチーム座長として機密費流用防止法案をとりまとめていたときにもたしかにあった。ただ、それはあくまで前政権のときの事である。 機密費について小泉純一郎首相と鳩山代表が党首討論で戦った。そのとき小泉氏が言った言葉が忘れられない。 「機密費というのは公開できないから機密なんですよ」 私の10年以上も前のメモなどでもう変わっているかもしれないが、当時の官房報償費、機密費の政府見解は以下のようである。 「国が国の事務または事業を円滑かつ効果的に遂行するため、当面の任務と状況に応じ、その都度の判断で最も適当と認められる方法で機動的に使用する」となっている。 これを拡大解釈すると、法律を通す為に機密費を国会対策費として使うのも可能になる。国=政府が、立法ができず国の事務が滞る行けないので「事業を円滑に進める為」に機密費を使えるのだ。 政権交代がない時代は、自民党=政府だった。野党は、不逞の輩であった。「野党に選挙を勝たせると国の事業が円滑に遂行できないので選挙対策に機密費を使うのかな」という冗談がワーキングチーム内でされたこともある。 そこで、機密費改革ワーキングチームでは、報償費(機密費)を機密費と一般経費にわけ「機密費」の定義を「国の安全、外交、国の重大利益などに関わる活動に使用する経費」とした。 昨年、機密費改革が話題になった。そのときに平野官房長官に当時の経緯を含め、説明の電話をしたことがある。平野官房長官も民主党が機密費を使用した場合、使用者、金額を明記した文書を作成し、気密性の高いものは25年、それ以外は10年で公開するという法案をだしたことは十分理解されていた。したがって、浅尾氏がジャーナリストから聞いたという話は信憑性としてうすいのではなかろうか。それこそ、そのジャーナリストは誰かという事が問題になるぐらいである。 なんにしても、ツィッター上で機密費が大きな議論となり、機密費改革が進むのは望ましい事と思う。 |
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