島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

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 先日、鳩山前総理とお会いした。総理辞任後、はじめてお会いしたのだが、お元気そうだった。

 補助犬協会という目の不自由な方や耳の不自由な方を補助する犬たちを育成するNPO団体がある。鳩山前総理は野党の議員時代からこの会長をつとめられていた。総理就任で幸夫人に会長職を譲られたばかりである。総理の職を辞され、幸夫人とともに協会のパーティにでておられた。いろいろ考えて自粛されたのか、挨拶もなかったので残念ではあったが。

 私の方は、かつて補佐役であった気軽さからからよって行って「写真をツィッター用に撮らせて下さい」とお願いした。鳩山さん(こう呼ばせていただきます)は気軽に「ツィッター用なら、こんなふうがいいかな」とシャンパンで二人で乾杯してとったのがこの写真である。

 38歳で、衆議院議員に当選した私だったが、若い時から「総理になる。ナンバー1になる」という思いは薄かった。それよりも、孔明や張良のように天下から衆望をあつめる人の参謀となって、自らの力を活かしたいというのが私の志であった。

 民主党の菅直人、鳩山由紀夫、岡田克也三代代表の補佐役をつとめたのもそんな志があってのことである。そのなかでも、鳩山さんはもっとも補佐しがいがり、補佐をしたい人であった。

 前々回の郵政解散総選挙で議席を失った私は、ソフトバンク社長室長になり、孫正義社長を補佐する事になった。その時も暖かく「政から民へのトップランナー」になりたいという私の志をサポートして下さったのが鳩山さんであった。その後、民主党は鳩山代表のもとで政権交代をはたし、鳩山さんは首相になられた。長年、追求してこられた志を果たされたと言えよう。

 鳩山幸夫人にご挨拶した。「本当にお疲れさまでした」と述べたら、「人生二生のうち、一生がおわっただけですから」と言われた。

 私もソフトバンクに転じた時、「四十、五十ははなたれ小僧。本当の勝負は七十、八十」と思った事をあらためて、思い出した。

 産経新聞のインタビューに「目標は大本営参謀から、伊藤忠に転じ、企業参謀から国家参謀になった瀬島龍三さん」とこたえた。その目標はまだまだ道半ば。あらためて、人生二つ目の目標を再確認した夜であった。


注・・ということで、ブログを「嶋聡の新参謀学」と変えました。本当は「参謀は名を秘さなくてはいけない」のですが、今の時代は、自分の考えている事をきちんと伝える事も重要との思いからです。



 

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