島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

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 民主、自民という二大政党がどうもしっかりしていないせいで、第三極のみんなの党などが躍進しそうという新聞報道がおどっている。

 実は、先日渡辺代表とお会いする機会があった。当選は私と同期なので、わりと話しやすい事もあり、ずばっと「参議院選挙後、民主との連立はあるのですか」とずばりと聞いた。これもまた、ずばりと「ありません。みんなの党は『官尊民卑打破』をうたった政党、民主党とはちがいます」という趣旨の言葉が返ってきた。

 ただ、これを素直にうけとるほどナイーブではない。

 中国、戦国時代。天下統一に邁進する秦に対抗する趙や韓などの国は、蘇秦の秦に対抗する同盟策である「合従」策を受け入れ対抗した。菅総理が党首討論会では1対8にで「つるし上げ」になるから嫌だといったというが、与党民主対野党という姿はまさに合従策である。

 蘇秦が韓の宣恵王に合従策を説いたのが、「むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ」である。参議院選挙後、政権参加を誘われた野党合従連合は「鶏口」をつらぬけるだろうか。

 結論から言えば、私の答えはノーである。おそらく、舛添氏の新党改革は「政権に入らなければ政策は実行できない」などといい、政権に参加するだろう。みんなの党も、渡辺代表はともかく、メンバーの中には第三極でなく連立を組んで政策を実行したいと考えている人が多いと思われる。

 ようはすでに、底意を見透かされている訳で、この合従策はいずれ崩れるし、鶏口でなく牛後となる事にあまんじるであろう。

 韓国の宣恵王は蘇秦の説得で秦に対抗する六国同盟に参加する。しかし、まもなく斉とともに趙をうち、足並みが乱れる。やがて、秦に再三おかされ、滅ぼされるのである。

 小選挙区制は二大政党に収斂してゆき、第三極は中期的には滅びゆく。それならば、鶏口よりも牛後となって政策を実現したいと思うのも一つの道であろう。何にしても第三極はいまがピークで長期的には衰退してゆく政党であることはまちがいない。

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