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月刊「BOSS」10月号
ソフトバンク・孫正義の勝利を呼び込む布石の打ち方 に私が取り上げられています。
いつものようにどこまで本当かわかりませんが、私の目標は政治から民間へ転じた、経営参謀から国家参謀になった瀬島龍三さんです。
まだまだ道は遠いですが、これからも補佐役としてしっかり支えていきたいと思います。
孫正義氏の完全勝利
もうかれこれ15年近く前のことだ。当時まだ30代だったソフトバンクの孫正義氏がこんなことを言っていた。
「僕が常々思っているのは実際に火蓋が切られてから勝敗の行方が初めてわかるというようじゃいけないということ。火蓋が切られる前に勝負は八.九割方決まっているという状況にしなきゃいけないんじゃないかと。そのためにはどういうフォメーションを組むのかということが非常に重要になる」
(略)
キーマンは元民主党代議士
たとえば民主党との関係である。前述のように、菅首相が再生エネルギー法案に力を注ぎ、それの成立を退陣の条件にまで上げるようになったのは、孫氏と長時間、会談したことがきっかけだった。
その縁を取り持ったのがソフトバンク社長室長の島聡氏。島氏は2005年からソフトバンクに務めているが、それまでの九年間は民主党国会議員として活躍していた。
(略)
そして嶋氏は期待通りの活躍をしてくれる。敗れ去ったとはいえ孫氏が「光の道」を大々的に喧伝できたのも、〇九年九月から一年間、総務大臣を務めた原口一博氏との間で極めて親密な関係を築いたからだ。その原口氏、松下政経塾で島氏の二期後輩であり、国会議員になったのは同期である。
そして今、孫氏と菅首相は極めて近い関係にあることはこれまで説明してきたとおりである。島氏がいなければ、おそらく孫氏と民主党との関係は、いまとはかなり違ったものとなっていただろう。六年前に孫氏の打った布石が、いまになって利いているのだ。
(後略)
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