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1929年に勃発した大恐慌の世界では、アダム・スミスのいう「見えざる手」では、失業は解決しませんでした。そこで、ケインズが、有効需要により、政府が財政支出を行うことに理論的裏付けを与えました。
1960年代のアメリカではケインズ政策が採用されましたが、その後、その有効性に疑問が持たれました。ところが、リーマン・ショックの後、各国がケインズ政策を採用。「ケインズの復活」と言われています。
前回、ISーLM分析について講義しましたが、今回はIS−LM分析の特殊な場合について学びます。
8−1 重要なのは「思想」である。
モデレートケインジアン
8−2 「流動性のわな」に陥った場合のLM曲線
8−2−1 金融政策のシナリオ
Mの増大→利子率の下落→お金が狩りやすくなる→投資、消費の増加→国民所得増加
8−2−2 流動性のわな
利子率は変化せず
8−2−3 金融政策は無効、財政政策が有効
8−3 投資の利子率弾力性ゼロの場合
8−3−1 投資関数が垂直になる場合
8−3−2 バブル崩壊後の設備投資比率
90年 20%、91年 20.2%、92年 18.4%、93年 16%
8−4 クラウディング・アウト
8−4−1 古典派の考え方 民間投資が締め出しを受ける=クラウディング・アウト
8−4−2 ケインズの考え方
財政支出→有効需要の拡大
→貨幣市場における利子率の上昇
国民所得は増加。しかし、利子率の上昇で減殺=クラウディング・アウト
8−4−3 例題
Y=C+I+G
C=0.8Y
I=60ーr
G=20
M/p=Y−2r M=330 P=1
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