島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

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 成長著しいアジアの電力消費は2009年で、6千テラワット。これが、2030年には倍以上の一万三千テラワットになると予測されている。中国が、海洋進出を図ろうとしているのも、これから石油の中東依存を高めなくてはならず、シーレーンが重要と考えているからであろう。中国の石油依存度はいまや59.4%に達している。

 尖閣諸島をめぐっての日中緊張が続いている。ひょっとしたら、現実の衝突があるのではとすら思える。尖閣諸島や、中国とフィリピンの間の南紗諸島問題も、つまるところ海底エネルギーの資源権益を巡る争いである。
 中国の軍備拡張に対し、備えることは必要である。しかし、この地域の緊張を解くことを抜本塞源的に考えれば、エネルギー問題の解決しかないのである。

 日本が第二次大戦に踏み切った原因の一つは、ABCD包囲網により石油をとめられ「座して死を待つよりはと考えたことにあると言う。
 昭和16年当時、日本は原油500万キロリットルあれば何とかやっていけたという。戦後、採掘技術が発達して大慶油田が開発され、最盛期には数千万キロリットルが産出された。大慶は旧満州である。採掘技術の開発に集中していれば、無謀な戦争に突入する必要もなかったように思われる。

 モンゴルにあるゴビ砂漠。ここは世界一風が吹くところである。さらに、砂漠であるので太陽光も降り注ぐ。再生エネルギー開発に最も適しているのがモンゴルである。モンゴル国立再生エネルギーセンターの資料によると、風力で8千テラワット、太陽光発電で5千テラワット。合計で一万三千テラワットになり、2030年のアジアのエネルギー需要に匹敵する。

 かつて、石油は土壌を悪くする厄介者だった。それが、イノベーションによってエネルギー資源に変わった。再生エネルギーのイノベーションを進めていけば、モンゴルの風がエネルギー資源に変わる。そして、アジアを救うのである。

 

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