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「民主党は、衆議院議員では当選2回生議員が5名、1回生議員は1名しかいません。新入社員がはいってこなくなった会社のようなもので、先輩は多いのですが・・」
畏友原口元総務大臣の朝食会に出席した。そこにゲストとして招かれていた玉木雄一郎衆議院議員の言葉である。
原口氏の玉木さんの紹介は「玉木さんのように、2回生として残られたのは『サバイバル5』と言われております。2009年衆議院選挙のときに143名の新人が当選しましたが、5名しか残らなかったのです」というものであった。
ある記者と話した。「海江田さんでは、次の統一地方選挙勝てないという意見がもっぱらだ。でも、細野剛志元環境大臣や馬渕澄夫元国土交通大臣の支持もひろがらないのですよね」という。
支持が広がらない原因は当選5回の細野氏や4回の真淵氏を支える、2回生、1回生がほとんどいないことにある。政界は嫉妬の世界である。自分より若い議員がリーダーになることを快く思わないのは民間の比ではない。
私は、民主党を蘇らせるためには、イギリス労働党が1990年代、若きブレアを一挙に党首にしたように、細野氏や馬淵氏のような新世代をリーダーにして、一挙にイメージを変えるのが第一歩と思っている。民主党の6回生以上の議員が意識改革をしてくれることをのぞみたい。
そして、もう一つは小異をすてて大同につき、議席で100を越す政権交代可能な政治勢力を作ることだと思っている。2009年の民主党は113議席から309議席をとり、政権交代を果たした。2013年の自民党は119議席から294議席をとって政権復帰を果たしたのである。
つまり、小選挙区制度なら110を越す政治勢力を持てば、一挙に政権交代ができるのである。
私は議員時代「政権交代ある政治」を求めて9年戦ってきた。民主党への政権交代はなったが、「機能する政府」、「現実的に諸課題を解決してゆく能力を示すこと」ができなかった。政権交代への「希望」は「絶望」にかわり、政権は瓦解したのである。
しかし、それでも「一強他弱」の今の政治がよいとは思えない。「絶望」の中から「希望」が生まれることを願っている。
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