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4月7日に、自誓会を発足させる細野豪志議員と久しぶりに話をした。細野議員の政治への第一歩は、私の事務所であった。その後、当選を重ねられ、首相補佐官、環境大臣を勤められた。まさに、出藍の誉れである。その後も、時々、意見交換を重ねている。
「地域主権改革をやりたいと思っています。このままでは、国が持ちません」
第一声がこれであった。
「今日、人は運命をどうしようとしているのか。政策が運命だ」とナポレオンがゲーテに話したというが、国民の運命を直接左右するという意味で、政治ほど大きな力はない。これは、民間に転じて、より強く感じるようになった。
「経済政策と安全保障外交政策。これを現実的にしなくてはいけません。民主党がアンチ・ビジネスと思われたことも、民主党失速の原因でした」
これは、私も同感を表明した。
政策集には「統治と政策の両面で民主党の過去と決別し」とあった。相当の覚悟である。
指導者に必要な人間の資質について、明末の碩学、呂新語は明確に3つに分類している。
深沈重厚なるは、これ第一等の資質
磊落剛勇なるは、これ第二等の資質
聡明才弁なるは、これ第三等の資質
細野氏はまだ42歳。今まで、どうしても第三等の聡明才弁がめだったていた。
だが、今回、久しぶりに話してみると、第一等の「深沈重厚」さが漂ってきていた。
私が参謀として補佐した菅直人氏、鳩山由紀夫氏は総理大臣になられた。8年間、3000日、社長室長として補佐した孫正義社長も大いなる飛躍を遂げられ、世界に進出された。私は幸運なことに総理と、21世紀を代表する経営者の「参謀」「補佐役」の人生を送ってきたわけである。
その経験とカンからいうと、優秀な側近、幕賓を周囲におけば、細野氏はまちがいなく、首相になると思う。
「政治家の良否が国の運命を左右し、国民の幸不幸を決める」
松下幸之助
細野氏と自誓会の成長と発展を日本のために願うものである。
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