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甲南大学マネジメント創造学部で「大風呂敷のススメ」と題して講義させていただいた。
週間ダイヤモンドがこのところ、就職に強い大学を学部ごとに発表している。それによるとマネジメント創造学部の就職率は93.4%と最高に近い。
関西大学が全体で78.1、関西学院大学が同じく全体で85.6の就職率だからそれより高い。失礼ながら偏差値は関西大学や関西学院大学より高くないに関わらずである。
講義をさせてもらって、その理由がわかったような気がした。部屋に入ってくるとき学生がみな、私に「こんにちは」と挨拶して席につくのだ。講義が始まる5分前にはほぼ全員が席につき、講義が始まるのを待っていた。
12時20分から13時50分までの講義だった。講義が始まる前に学生さんと話した。
「昼休みはないの?」
「はい、まとまった昼休みはありません。だから、休憩時間に簡単なものを食べます」
「そうなの。でも会社に入ると忙しくてそんな生活になるからいい練習になるよ」
どっと笑いが起こった。
講義中も皆真剣。講義終了後、質問も出たし、最後に拍手が起きた。
この機会を与えてくれた佐藤学部長に「なにが成功の鍵ですか」と聞いた。
「コミュニケーション能力を鍛えている。就職の面接に行ってもいわゆる『関関同立』に負ける気がしないと帰ってくる学生は少なくない」との答えが返ってきた。
就職しても、大風呂敷を広げ、志高く進んでほしい。そしてメッセージはいつも同じである。
「青年よ、アニマルスピリッツを抱け!」
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