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帰宅が午前様では家族への「責任放棄」。発想を改めるべきとヒラリー・クリントン氏が安倍首相との二十四日の会談で述べたそうだ。
安倍首相も女性支援を主張しており「日本では朝方まで仕事をしている人が偉いという文化がある」と日本の企業風土を説明。「親であれば子供に責任がある。高齢者に対する責任もある」と働き方の文化を変えるべきとの持論を披露したとの事だ。
私もこの主張には同感である。
日本は、人口減少と高齢化が同時に進む「人口病」にどう対応するかが重要な課題になっている。
北海道第二の都市、函館市が過疎指定となった。函館山から見る宝石箱のような夜景が穴だらけになっているそうだ。
10万人以上の都市でも、北海道の小樽、岩手県一関市、福岡県大牟田市、群馬県桐生市、広島県呉市などが30年までに人口20%減ると予想されている。
人口減に対処する抜本的な対策は出生率の上昇であろう。2030年、出生率2.07をめざし、2050年でも人口1億をめざすことは妥当な目標である。
だが、長時間労働のライフスタイルがそれを阻む。
働く女性から見れば、長時間労働では保育園に迎えにもいけないと少子化が進む。また、夫が午前様で家族への責任放棄をしていては、女性だけに負担を押し付ける。
充実した仕事と仲間、そして幸せな家庭生活をもつこと。これが幸福であろうと私は思う。日本の政策も「幸福」のためのライフスタイルをつくるために働き方を変えるべきである。
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