島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

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ソフトバンクの社外役員でもある、柳井正さん率いるファーストリテイリングが、週休3日制を導入というニュースを聞いて思い出す松下幸之助塾長の言葉がある。昭和40年、日本で初めて週休2日制を導入したのは松下電器だった。松下塾長が、週休2日制導入を発表したのはその5年前、昭和35年の経営方針発表会でのことであった。
「海外企業との競争に勝つには能率を飛躍的に向上させなくてはいけない。そのためには、『週休2日制』にして十分な休養で心身の疲労を回復する一方、文化生活を楽しむことが必要である」
 「週休2日制」導入の昭和40年は、東京オリンピックの反動で業績が悪化していた。導入延期の声もあるなか、断行する。
「うまくいかない時は、松下がつぶれるときだ。日本の扉を開く気持ちでやる」
 
 ファーストリテイリングの週休3日制導入は、「介護や子育てのために正社員を諦める層のつなぎ留めや採用増などにつなげる」とか「人材獲得競争が激しくなる中、人手不足感が強い小売業やサービス業」の対策と報道されている。
 だが、ここは一歩進んで「日本の扉を開く」という観点から進めて欲しいと思う。
 週休2日制導入の昭和40年4月17日。松下氏は述べた。
「週に2日休むとそれだけコストが上がる。会社の成績が上がらなければ世の模範にはならない。週休2日になってさらに発展するよう努力願いたい」。 この言葉通り会社は成長を続け、「世界の松下」と呼ばれるまでになった。
ファーストリテイリングも週休3日制導入を機に益々発展されることを祈りたい。
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