島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

政権交代の品格

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前略 麻生太郎様

 26日の日、国会で与党の政治家と話しておりました。
「麻生首相は、今日、解散と言っている。何を考えているのだろう。都議選で勝てなければもう持たないよ」

 聞くところによると、当選4回の若手に退陣を迫られたとか。約1年前、圧倒的多数で自民党総裁さらには首相に選ばれたのが嘘のようです。

 私は民主党で代表補佐役をしていたとき、「なぜ、民主党は代表をすぐに引きずり下ろそうとするのか。支えようとしないのか」と感じたことがありました。

 2002年頃は、現鳩山代表などもテレビタックルに出る若手議員から厳しい指摘を受けていました。そのときは、野党の党首は首相よりむずかしい、野党代表は悲しいものだと思いました。

 今、麻生さんと自民党の姿を見ると自民党総裁が野党に近づいてきたなとの感慨を持ちます。

 政治家は人気ではなく、何をなしたか、何をなそうとしているかで評価されるべきですし、首相は衆議院選挙の結果でしか責任をとる必要はありません。

 麻生太郎様。また、解散を示唆されたとか。8月2日か、9日の投票と報道されています。今度こそ、断行しないともはや終わりかと思います。だれもあなたの言を信用しなくなります。

 自民党総裁としての、首相としての決断を望みます。

                             草々

 
 
 

前略 麻生太郎様

 日本記者クラブで、衆院解散は「そう遠くない日だ」と言われたのこと。総理の言葉、自民党総裁というものをこれ以上、「存在の耐えられない軽さ」にしないためにも、どうか解散を7月2日には断行していただきたいと思います。

 9年間、国政にいたものとして、東国原知事、橋本知事などのこのところのどたばた騒ぎはまるでテレビのバラエティ番組を見ているような気がします。

 出演者も元お笑いタレント、元タレント弁護士とまさにバラエティ番組です。今、小泉改革の是非が問われているように、彼らの知事としての業績の評価はまだこれからです。

 かつて、細川護煕さんが日本新党をたちあげ、政治改革の流れをつくりました。そのとき、細川さんは熊本県知事2期8年をつとめ、「権不十年」(権力は腐敗するので十年もいるべきではない)として、引退した後の行動でした。

 これというのも、麻生さん。あなたの言葉があまりに軽いからだと思います。

 綸言汗の如し。解散権は総理の最終的な権力です。閣議は憲法96条により全会一致です。閣僚が反対すると解散ができないといわれますが、小泉総理は郵政解散の時、閣僚を罷免して解散を断行しました。あなたは小泉内閣の一員で、解散には反対していました。そのとき、小泉首相はあなたを説得し、解散を断行したと聞いています。

  あなたの祖父吉田茂首相の養母、吉田琴子さんは幕末の儒学者佐藤一斎の孫娘だそうですね。西郷隆盛も敬愛した佐藤一斎の言葉をお送りします。

 「当今の毀誉はおそるるに足らず。後世の毀誉はおそるべし。一身の得喪は慮るに足らず。子孫の得喪は慮るべし」佐藤一斎 言志録(89)
 
(現世で悪く言われることはおそるるに足らない。後世になって悪く言われたりほめられたりすることは恐ろしい。我が身の得失、利害は心配しなくていい。子孫に及ぼす影響は十分に考えるべきだ)

                                草々
 
 


 

 

 

 

 

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前略 麻生太郎様

 ご無沙汰いたしております。予算委員会で論戦をしたころからすでに4年が経過しようとしております。政から民に転じた私ですが、このところの国会、政治の状況を拝見していると疑問を感じることが多くなりました。
 麻生さんのように達筆で、巻紙に手紙を書くようなことは出来ませんので、ブログに書きたいと思います。

 海賊対処法案など3つの法案が、3分の2の再可決で成立しました。憲法は3分の2の再可決は緊急事態の時の想定であり、現在のような常態化した姿を想定していません。はやく解散して、直近の民意を聞くのが麻生さんの最大の責務と思います。

 自民党には「野党になる勇気」を持って欲しいと思います。

 日本で一度だけ、選挙による政権交代があったのは1947年の総選挙です。第一党は社会党で143議席。自由党が131,民主党が121でした。

 第二党であった自由党の総裁がおじいさんである吉田茂さんでした。自由党と民主党が連立工作をすれば、自由党はそのまま政権に居座ることができました。しかし、吉田首相は「第一党が政権を担当するのが憲政の常道である」として、筋をとおし「下野」しました。

 国民はこの筋をとおす吉田茂の行動を評価しました。芦田内閣総辞職を受けての1949年の総選挙「民自党」として闘い、再び政権の座に帰り着いたのです。

 自民党は、麻生総理をひきづりおろそうとするでしょう。首相が、支持率の下降でひきづりおろされるという政治は品格がありません。首相が問われるのは、衆議院議員選挙の結果のみです。

 「野党になる勇気」をもって、麻生さんみずからの手で首相の権力である、衆議院解散を断行してください。

                       草々

 解散総選挙が、間近に迫ってきました。ときどき、麻生さんへの手紙、鳩山さんへの手紙という形で書いてみたいと思います。コメントをいただければ幸いです。

 写真は、マンションの共同庭に咲いていた花です。名前はわかりません。だれか教えてください。




 

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「修練の積み重ねの中から生まれるカンは、科学では及ばぬほどの正確さ、的確さを持っている」    松下幸之助 (588)

 18日、麻生首相対鳩山代表の党首討論が行われました。朝日新聞の見出しは「首相防戦一方」。イギリスでは、党首討論があると「何対何」で○○の勝ちというのがメディアにでます。

 「一度目の代表の時とちがって、二度目だから余裕があるな。これは6対ゼロで鳩山代表の勝ち」という感想ですが、少し割りびいいて5対1で鳩山さんの勝ちというところでしょうか。

 とりあげられたテーマは、日本郵政社長人事問題、北朝鮮制裁問題、医療問題、財源問題、その他の5テーマ。4つのテーマは4対ゼロで鳩山氏圧勝。その他で麻生さんに1点としましょう。

 麻生首相は財源問題で反撃しようとしましたが、鳩山代表は「アニメの殿堂」を題材に「コンクリートの方が大事で人の命を粗末にしてしまう政治に成り下がっている」と切り返しました。
 麻生首相が「思いつきではない。安倍首相の時にスタートし、福田内閣で企画した」というと「なんで、安倍総理から考えられていた物がとつぜん補正に入るのか」と見事な切り返しでした。

 鳩山代表は最初の代表3年半で党首討論で苦労しました。小渕首相、森首相のときは善戦していましたが、小泉首相になって苦戦。党内から厳しい視線の中で党首討論をしておられました。見事な切り返しができるようになったのは、そのときの修練からだと思います。

 もう1点は麻生首相の自殺点。終了間際の1分に急に母子家庭の問題から安全保障の問題となり、野党だけでなく、与党からも失笑がもれていました。
「聞いている国民もあぜんとされたのではないか」とこれも冷静に見て鳩山さんの勝ちでしょう。ということで5対1で鳩山さん勝利というのが私の思いです。

 まあ、これは身びいきがありますからみなさんのご意見もお聞かせください。何対何で○○の勝ちというのでコメントいただければ幸いです。

 鳩山さんに直接伝える機会もあるかもしれませんので、率直なご意見もお願いします。(ネクタイの色がいいとか悪いとかいう、ご意見もありがたいです)


 写真は、通勤途上に咲いていた「サンゴシトウ」。「ヒシバデイゴ」ともいいます。これからますます花が咲き、南国ムードをもたらします。

 衆議院解散はまもなくでしょう。サンゴシトウが満開となり、夏空に映える頃には日本の政治風景はどうなっているのでしょうか。

 

 
 

 
 

「お互いに思ったことをどんどん言えない組織は崩壊する」
                     松下幸之助 (74)

 経団連理事会が開催され、新装なった経団連会館に出かけました。12時から食事をして、経団連会長から議事の説明があり、質問も出ないまま終わるのが普通です。ところが今回は「政権が変わったらどうなるのですか?」という質問が出ました。

 経団連理事会は12時から昼食をとりながら行われます。前列に御手洗会長以下、各社の社長らがつとめる副会長がずらりと並びます。

 本日も、規制改革要望をみずほグループの前田会長が発表します。「質問、意見はありませんか」と言っても、質問もなにも出ず、「質問もないようですのでご了承いただいたということでよろしいでしょうか」となります。シャンシャン総会がいつもの風景です。

 私はときどき手を挙げて質問や意見を述べます。これは極めて珍しいことらしく、岡田克也幹事長と経団連幹部との会合があったとき話題になったようです。岡田さんから「嶋さん、経団連で質問されるそうで」といわれたことがあります。

 「高度人材受け入れ推進会議」の報告を大和証券の原委員長がしました。内容は、高度な技能を持つ外国人受け入れを推進するというものです。

 いつものように、何もないまま終わるのかなと思い、眠けを我慢していたら突然「すいません」と珍しく質問が出ました。

「高度人材受け入れは期待しています。いつから出来るのですか」
「いつからと言われても・・。麻生首相も前向きですから・・」
「政権が変わったらどうなるのですか?」

 会場から笑いが起きました。
 
 自民党支持団体の総本山(?)である経団連で、こんな質問が出るようになっています。時代の変化を感じた経団連理事会でした。

 ところで、経団連の昼食ですが、上品すぎて私には少し量がたりません。帰社して、社員食堂で、「塩ラーメン」を食べました。350円ですが、なかなかいけます。

 ちなみに、鳩山由紀夫代表の好物もラーメンです。

 

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