島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

政権交代の品格

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 友人の海江田万里さんの出陣式が東京四谷駅前で夕方6時30分から行われるということで行ってきました。大阪で第一声をし、京都、名古屋、豊橋、静岡、横浜と東海道を上ってきた鳩山由起夫代表も初日最後を、海江田さんの応援で締めました。


 「与謝野さんが体調を崩されたとのことで心配していましたが、復帰されたとのことでホッとしています。政策で競おうではないですか皆さん」
「私たちは市場原理主義でなく、温かい政治をします」

 こんな鳩山代表の演説を港区の有権者として見ていました。そもそも、今までの選挙では街宣車の上から自分が演説していましたので、こんなふうに見るのは初めての経験です。

 写真はそのときのもの。すでに7時半を過ぎ、周囲は暗いのでているので写りが悪いです。

 4年前、郵政民営化と刺客騒ぎ一色に迫った選挙では、私が訴える「もっと大事なことがある」という言葉はむなしく響きました。
 「政権交代」という歴史の大きな流れに抗しようとする麻生首相の「政権を選択するのではありません。政策を選択してください」という言葉は、4年前と同じように虚空に消えています。

 鳩山代表の演説で一番拍手が来たのは「歴史的な戦いです。皆さんの手で政権交代をさせてください」というものでした。

 4年前の夏は暑さだけを覚えています。この夕方、8月18日だというのに秋風に似たさわやかな風が吹いていました。日本にもさわやかな風が吹いて欲しいものです。

 

 

 8月30日の衆議院選挙投票日まであと13日となった。解散総選挙が決まってから40日もあり、「間延びするでのでは」とか、「政権交代への流れが変わるのでは」とか言われた。

 自分の経験から言うのだが、この段階で流れが変わっていないのだから、9割の確率で「政権交代」は実現すると思う。

 ある記者さんと話していたら「一時期、自民党の復調ムードが流れましたが、ここに来てまた民主党との差が開いてきました。いまのところ、議席の予測は260プラスマイナス20というところでしょうか」とのことだった。

 マイナス20となったら240で過半数ぎりぎり。それでも、政権交代はなる。プラス20なら280で民主党の小選挙区立候補者全てが当選し、さらに比例単独の何名かが当選することになる。

 どうも確率9割で政権交代へのカウントダウンが始まったようである。

 お盆休みも終わった。政権交代後の日本がどんな形になるか、あるいはすべきかをこのブログで論じていきたいと思う、

民主党の成長戦略

 経団連で自民党、民主党のマニフェスト説明会が開催された。8月3日に自民党、4日に民主党だった。いままで4年近くこの種の会合に出ているが、はじめて民主党の方がいいと感じた。今までは、率直に言って、自民党の方に信頼感を感じ、民主党には頼りなさを感じたものだ。

 これが勢いというものだろうか。


 自民党の細田幹事長・堀政調会長対民主党の岡田幹事長・直嶋政調会長という対決構図になった。幹事長対決は身びいきをさしひいても圧倒的に岡田幹事長の勝ち。話も明快でわかりやすかった。

 成長戦略においても「成長戦略は重要だ。自民党は2%経済成長と言っているが、がんばれば実現可能な数字と思われる。しかし、自民党にも具体策がない」と切り返した。今後、3本ぐらいの戦略プロジェクトをうちあげて具体的にすすめてもらいたい。

 政調会長対決も、直島さんの勝ち。ずいぶん説明がなれてきている。成長戦略においても「日本の潜在成長率は1.5%と言われる。将来的には2%ぐらいを目標にしてゆく」と述べた。

 
 民主党の説明会終了後、私の前に座っていた経団連副会長クラスの人が話していた。
「内容はともかく、民主党の方が方針が明快で、いいな」

 これが財界総本山経団連の空気である。政権交代が現実味を帯びつつある。

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「富士山は西からでも東からでも登れる。道はいくらでもある」
              松下幸之助               

前略 鳩山由起夫様
 
 政権交代への機運が盛り上がっています。投票日まで30日を切りました。さすがに、もうこの流れは変わらないだろうと思います。

 森元首相の元に刺客として田中美枝子さんが候補として立てられました。あるメディアのかたに聞いたのですが、森元首相の実家周辺で田中さんが演説をしたところ、人がぞろぞろ出てきたとのこと。そのメディアの方も「もう、この流れは変えられない。小泉劇場以上の政権交代劇場だ」といわれておりました。

 ただ、心配もあります。先日、ある事務所に激励に行ってきました。もちろん候補予定者は、選挙区を回っています。そこで、選対幹部と話していたのですが、入ったばかりという新人秘書が、その話の中に入って1時間も政治談義をしているのです。私なら、「秘書がこんなことをしている暇があったら、支援者を回り、お願いしてこい」と怒鳴りつけるところです。

 なんとなく「緩み」を感じます。もう一度、引き締めていただきたいと思います。

 富士山登山の八合目までは来ているように思えます。しかし、まだまだこれからが難所です。ゆめゆめ油断なきようお願い申し上げます。

                               草々



 

 


                  

 

前略 麻生太郎様

 先日、発表されました自民党マニフェストを拝見しました。景気回復後に消費税を見直します。8年後までに道州制を見直します。10年以内に国民一人あたりの所得を世界トップにします。

 1年ごとに総理が変わるような状況で、だれが8年後、10年後までに責任を持てるのでしょうか。

 好意的に見れば、「将来を見据えたビジョン」であるといえます。しかし、衆議院議員の任期は4年。マニフェストというのは、衆議院任期4年間の間に何をするかという「国民との契約」です。したがって、4年の間に何をするかというものでないと責任を持って発表できないということになります。

 鳩山代表が幹事長時代に、ある構想を話したことがあります。その構想の完成期限は5年としてありました。鳩山さんは、そのとき「これは4年で出来ないかな」と聞かれました。衆議院の任期を念頭に置いた発言だと思います。

  いままでの自民党は政権交代がない状況の中、「とにかく任せて欲しい」と訴え、野党には「実行力がない」と批判して選挙を戦ってきました。したがって、あいまいな将来ビジョンさえ訴えておけばよかったのです。

 民主党への財源批判はつきませんが、少なくとも「国民との契約」という意識で政策は選りすぐっているように思えます。

 総選挙でマニフェストを掲げて戦う。そのマニフェストが信認されたなら、国民の信認をえたのだからと官僚機構の反対があっても断固として実行するというのがマニフェスト政治です。

 麻生太郎様。そろそろ意識改革をなされるべきではないでしょうか。

                                    草々
 

 

 


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