島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

政治家の品格

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 小沢一郎氏が民主党幹事長に就任した。参議院選挙の指揮をとるという。

 今回、民主党308議席をもたらした功労者である。また、来年7月の参議院選挙に勝利することが日本に安定をもたらすことにつながるのだから、小沢氏の幹事長起用はいい布陣だと思う。
 
選挙とは、「中原に鹿を逐う」、軍(いくさ)である。

 高杉晋作が臨終の間際のことである。「次はだれを仰ぐべきか」との奇兵隊幹部の問いに
「軍事的天才である大村益次郎を仰げ」とこたえたという。

 「軍(いくさ)というものは、軍事的天才を探し出してきてそれを神のごとく仰ぐ以外に成功の道はないのである。   (司馬遼太郎 花伸より)」

  議員時代、私は当然、小沢一郎氏と何度も話す機会があった。鳩山代表の軽井沢の別荘で、数名で一緒に食事をしたこともある。小沢氏の政権交代への熱意、真に民主主義を確立させようとする思いを感じていた。当時、若手だった議員が「小沢アレルギー」を話すのを不思議に思ったものだ。

 衆議院選挙は終わった。次は参議院に向けて休まず進んで行って欲しい。


 


 

 

 私が鳩山代表の代表室次長だった頃、よく鳩山代表は「覚悟」という言葉を使われた。政治をするのには「覚悟」が必要だというものである。

 9月16日には鳩山首相が誕生する予定だ。日本の長期的な経済衰退、いきすぎた市場主義による国民の疲れ、そしてアメリカ一極世界の崩壊と勃興する中国という国際社会の中で日本をどう定位させるか。

 これらを考えると新しい首相は、たいへんなプレッシャーにさらされるだろう。まさに「覚悟」をもって臨んでもらうことになる。

 「命をかけるほどの思いでやる覚悟が出来ていれば、命をかけずして順調な姿でやっていける」

                          松下幸之助
 
 鳩山代表のみならず、民主党のすべての議員に日本と国民の生活を復興するのに命をかける「覚悟」を持っていただきたい。
 

 総選挙が終わり、本日当選証書をもらう新人の皆さん、おめでとうございます。

 多くの国民が皆さんの行動を期待と不安を交え見つめています。少し政治家をした先輩として申し上げます。

 孔子がいうように「政はあくまで正であること」が重要です。政治家はまず自己自身を正すことが根本で、それによって日本の社会、人心も正されるのだということを肝に銘じていただきたく思います。

 以前の小泉チルドレンのような言動は、厳にお慎みいただきたく思います。

 今回の選挙でわかったように、小選挙区制度の選挙はときの政治状況によって一気にふれます。小泉チルドレンの9割が、今回議席を失いました。現在の小泉チルドレンの姿は4年先の皆さんの姿かも知れません。

 ならばどうするか。私もまだまだ未熟で、修行途上ですが、まずは自らが修養し、何処に行っても通用するような人間 人間的魅力を持つことが重要です。

 明の時代の学者で呂新吾が書いた「呻吟語」という本があります。私も座右の書としていつも読み、反省しています。その中の言です。

 深沈重厚なるはこれ第一等の資質なり。
 磊落豪勇なるはこれ第二等の資質なり。
 聡明才弁なるはこれ第三等の資質なり。

 大本営参謀からシベリア抑留、その後伊藤忠商事に転じ、国家参謀と言われた瀬島龍三氏というひとがいます。10月から始まるドラマ「不毛地帯」の主人公とも言われます。

 この瀬島氏がもっていたのが深沈重厚なる第一等の資質であったとのことで、私も目標としています。

前略 鳩山由起夫様 

 麻生首相対鳩山代表の党首討論が、21世紀臨調主催で開催されました。すでに、各種報道機関の世論調査が「政権交代」の確率が高くなっていることを示していることもあってでしょうか、どちらかと言えば、一生懸命攻める麻生氏と「守りの鳩山」という構図に見えました。

 確かに、純戦術上はここで「大ポカ」や「失言」をしなければ政権が変わるわけですから、安全運転は正解です。

 ただ、大きなビジョンが見えないのが残念です。

 成長戦略として「海洋資源開発」や「航空宇宙産業」などをあげられたようです。たしかにこの分野は日本のニューフロンティア戦略として重要な分野です。

 ケネディがニューフロンティアを訴えたように、「海」と「宇宙」のニューフロンティアに挑戦するビジョン、構想をとりまとめられてはどうでしょうか。

                                草々

 

前略 鳩山由起夫様

 昨日の新潟県三条市の記者会見で、「首相退任後は衆議院選に不出馬」という発言をされたと話題になっています。

「首相という職はたいへん思い責任をもっているだけに、しっかり仕事をした後の(言動)が必ずしもいい影響を与えてこなかった。首相になった人間が、その後影響力を行使するのはできるだけ控えた方がいい」と述べられた流れの話と聞いております。

 人間の出処進退はその人間そのものを表すと言われています。私は、越後長岡藩の家老、河井継之助の
「進むときは人任せ。退くときは自分で決める」というのを自らに課しています。

 やめるべきかどうか誰かに相談したら、義理でも止められるのに決まっているからです。

 鳩山由起夫様。私は鳩山代表の人生哲学も少しは知っていると思います。鳩山代表の人生美学からすれば、当然の帰結かと思います。

 しかし、私は政権交代後の政党は、イギリスのように衆議院任期の二期八年は政権を担うべきかと思います。そうしなければ、国の進路変更などできません。人生美学は美学として、今後は進退に関する発言は慎重にお願いいたします。

 もちろん、低支持率で辞職に追い込まれた森元首相などが影のキングメーカーをきどっている姿は変です。政権を投げ出した安倍元首相が復権をねらうのは安倍さんがめざした「美しい国」の元首相の姿としてはおかしいと思います。

 今回の発言が日本政治にどんな影響を与えるか見定めたいと思います。

                                   草々

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