島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

政治家の品格

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前略 麻生太郎様

 支持率の低下、自民党内の麻生降ろしの動きなどで、寝苦しい日々が続いているとご推察申し上げます。累積疲労から「やけくそ」で「万歳突撃解散」をするのではと、自民党の方は心配されています。

 都議選の応援に58カ所も入られるとか。都議選は中選挙区制度なので、ひょっとしたら「第1党」を守り、勝てるかもとお思いなのかも知れません。

 このところ、麻生さんのお疲れが気になります。19日の三鷹市では、都議選の取材にきたメディアの皆さんに「票を持っていない人は前に来ないで。票を持っている人だけ前に来て」と言われたとか。

 ニュースを見ても、批判ばかりなので、いらつく気持ちもわかります。しかし、ここは余裕を持ってください。何と言っても、あなたは日本国の宰相なのですから、品格を持って発言してください。

 20日の、文京区の応援では候補者を前に「必勝を期して」というところを「惜敗を期して」と話されたとか。

 ここはRest&Recreation、休養と補給が必要です。

 アメリカ軍は休養と補給をきちんとした戦術だったが、日本は「累積疲労」からすぐに「万歳突撃」をして玉砕したというのも戦史が証明しています。

 麻生さんも、累積疲労がたまっていると類推します。このままいくと、自民党の方々が心配されるような「やけくそ」の「万歳突撃解散」があるような気がします。

 それは政治の世界だから小さな話です。ですが、累積疲労から日本の進路を誤らせないように切にお願い申し上げます。

 慢性疲労は、指揮官の決断を誤らせます。太平洋戦争のとき、真珠湾攻撃のさい、第二次攻撃をしなかったことと、レイテ沖の米上陸部隊を前にした謎の反転が2大決断の誤りとされています。この二つの作戦の南雲提督、栗田提督とも不眠状態がつづいて累積疲労がたまっていたとされます。

 一刻も早く「累積疲労の罠」を脱却していただけますようお願い申し上げます。



                                 草々

追伸・・ 
劇団四季の「李香蘭」を見てきました。日中戦争、太平洋戦争を再び考えた時間でした。

 妻がチケットショップで、ディスカウントチケットを買ってきたのですが、半額近い値段になっていたそうです。
 
 これも不況のせいなのでしょうが、よい機会なのでいろいろ見て「不況」を楽しみたいと思っています。

 中国語で「夜来香」{イエライシャン)を歌いたいと思っています。

 

 

「進むときは人任せ 退くときは自分で決める」 河井継之助

 鳩山総務大臣が日本郵政の西川社長が続投するか否かを巡って麻生総理と対立。辞任されました。自分の意思と首相、内閣の意志とが異なった場合、政治家のとる道は辞任しかありません。その意味で鳩山総務大臣の行動は潔かったと思います。

 本日は、たまたま電気通信事業者連合会というNTT,KDDI,ソフトバンクなどで構成する会の総会がありました。総会後の立食パーティでKDDIの小野寺社長、ドコモの山田社長などと山田社長が社内テニス大会、シニアの部でで優勝されたとかのパーティトークをしていました。

 その場所には総務省官僚の幹部らも出席しています。自然と鳩山大臣の話になります。

 「政治があそこまで人事に干渉するのはよくないとは思う。とくに郵政は民営化した会社です。民営というのは政治に左右うされず、民間が経営するという意味ですから。でも、すっきり辞められたのでよかったのでは」という意味のことを私が言いました。

 さすがに優秀な官僚達です。イエスともノーとも言わず言葉を曖昧にしていました。

 何年か前ですが、鳩山総務大臣の家にお招きにあずかったことがあります。鳩山邦夫さんは料理が趣味です。そのとき、確か麻婆豆腐の四川風をつくって出してくださったように記憶しています。

 ただ、問題は朝食だったことです。四川風の大変辛いマーボ豆腐で、美味しかったのですが朝食からではなかなか・・。しかし、先輩議員がつくってくれた物を残すわけにはいかず、必死で食べたように思います。

 麻生総理にとって、今回の辞任劇は四川風マーボ豆腐並みに辛かったのではないでしょうか。


 
                       

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 「責任者には3つの責任がある。仕事の完成と仕事の創造、そして人材の育成である。」松下幸之助

 大企業で、社長の息子が娘婿が後継社長になると決まっていたら従業員はやる気が出ないし、前近代的だと思います。北朝鮮で、三男が後継者になると報道されると、なんと非民主主義的だと国際社会から非難の目で見られました。

 政治家だけが世襲がふえつづけるというのはどこかおかしいと思います。


 自民党議員の世襲制限禁止が延期されたということです。政治家の仕事は、将来の日本を担う人材を育成することにもあります。世襲を自らの手で禁止して、有意の青年に道を開くことも政治家としての責務であると思います。

 議員時代の話です。「ばんそうこう」で有名になった赤城前農林水産大臣が電子投票、ネット選挙を担当する選挙特別委員会の委員長でした。

年も同じ事もあって
「ネット選挙解禁、電子投票推進をぜひやりましょう。電子投票にすれば、便利になり投票率もあがりますよ」といったら

「反対があってなかなか難しいですよ。たとえば、私の選挙区では30年以上、選挙のときには『赤城』としか書いていない人が多いのです。電子投票だと、ボタンを押すのですから他の候補に移りやすいから反対は多いですよ」というような意味のことをいわれました。

 赤城さんももちろん世襲議員です。

 水無月に入りました。私は健康のためにも駅まで朝、15分ほど歩きます。その経路に紫陽花が咲いていました。紫陽花は色を変えます。君子は何度豹変してもかまいませんから、世襲制限をもう一度議論して欲しいと思います。紫陽花は色を変えてより美しくなります。

ところで本日は、ある大学の公開講座「歌で覚える中国語」にいってきます。鳩山代表と中国に行ったとき、上海市長の歓迎宴でのことです。

 上海市長が「北国の春」を中国語と日本語で歌い、大喝采。お返しに、鳩山幸夫人が「夜来香(イエライシャン)」を歌ってこれもまた大喝采を受けました。

 ということで、私も中国語で二曲ほど歌えるようになるのが目標です。

  

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「九十歳になったら、中学校に入学したい。勉強したい。 松下幸之助」

 旧制山口高校、同窓会の会合で講演をさせていただいた。会長さんは88歳。副会長さんは87歳。私をよんでいただいた漢詩の会の先輩が最年少で77歳。みなさん、かくしゃくとされており「四十、五十ははなたれ小僧、人生勝負は七十、八十」というのをあらためて思い出しました。

 孫正義社長の人生、50年計画というのがあります。
『二十代で名乗りを上げ、三十代で軍資金を最低で一千億円貯め、四十代でひと勝負し、
   五十代で事業を完成させ、六十代で事業を後継者に引き継ぐ。』
 
 ボーダフォンを二兆円近い額で買収し、携帯事業に参入したのが四十八歳の時ですから、この計画通りにすすんでいることになります。

 私は三十代で衆議院議員になり、四十代で経営に参画しました。孫社長の計画と違うのは、ゴールをもう少し遠く、七十代、八十代においていることです。

 衆議院議員をしたり、ソフトバンクの社長室長をしているいままでの人生はこれから始まる人生の「準備期間」と考えています。

 今、五十一歳ですが、私的の人生計画は「五十代で名乗りを上げ、六十代で一勝負、七十代で完成させ、八十代で後進の教育をする」というものです。

 以前にもブログで書きましたが、「百七歳まで生きたい」と願った、我が師、松下幸之助の影響を受けているのだと思います。

 ところで、その山口高校の会に「岡田克也幹事長」が通産省に入省したときに直属の上司だった方がおられました。昔からまじめだったそうです。酒の席でも「政策」しか話さない「政策ロボ」は昔からだったようです。

 それでも、今でもときどき直接、電話がかかってくるとのことでした。

 その岡田克也幹事長にも私は役員室長代理として仕えました。岡田さんの座右の銘は「
大器晩成」だと記憶しています。私も大器がどうかわかりませんがあやかりたいと思います。

 写真は、岡田克也代表当時の会議です。実に「まじめ」な会議の雰囲気つたわりますか?

 


 



 

                    

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「何事も衆知によらなければならない。十人の人がいれば住人の知恵を借りる。百人の人がいれば百人の知恵を借りる。一億の人がいれば一億の知恵を借りる、という心構えが大切である。     松下幸之助

 鳩山由起夫代表が、在日外国人への地方参政権付与について、マニフェスト記載を見送る方向と報道されました。私が4月下旬にお会いしたとき「党の基本政策にはいっていますよね」と言ったら「今は、消えているんです。新しい人が入ってきて多様な意見がありますからね」と話されていました。

 鳩山由紀夫代表には代表時代に補佐役として三年半。その後、岡田代表の下で、次の内閣外務大臣になられたときには、役員室長代理兼危機管理監であった私はよく一緒に仕事をしました。

 〇四年ころ、イラクで日本人が人質になったことがありました。そのときは、時差の関係で深夜三時に電話連絡せざるをえませんでした。

 深夜三時では、秘書も運転手も連絡が付きません。鳩山由紀夫さんご自身で車を運転して党本部にかけつけられた時にはその危機管理意識の高さと誠実さに感動したことを思い出します。

 写真はイラク人質事件本部長として記者会見する鳩山本部長です。事務局長をつとめる私の姿もあります。(〇四年頃)

 以前にも書きましたが、菅直人、鳩山由紀夫、岡田克也と三代代表の補佐役をつとめた私ですが、鳩山代表の時が一番働きやすかったと思います。人の話を良く聞かれるので、「衆知」が自然に集まるのです。

 おそらく、次の総理に一番近い人でしょうから、元補佐役として鳩山さんへのメッセージです。

 総理になった場合、麻生首相の厚生労働省分離問題のように、前言を少しでも変えると「ぶれる」と報道されます。

 「綸言汗の如し」と言いますから、これからの発言はより衆知を集めてから行うようにしてください。
 
 


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