島さとし(嶋聡)の「大風呂敷のススメ」

松下幸之助に学び、ソフトバンク社長室長3000日の後、多摩大学客員教授を務める元衆議院議員「島さとし」のブログです。

政治家の品格

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ドン・キホーテを扱った「ラ・マンチャの男」は小泉純一郎元首相が不利な状況で郵政民営化法案を通そうとしたときに口ずさんでいたことで知られます。
「よく聞け 荒れ果て汚れきった世の者ども 堕落しきった者どもよ
ひとりの騎士が勇ましく旗を掲げ 貴様たちに戦いを挑む
私がドン・キホーテ! ラ・マンチャの領主 悪を滅ぼす者
永遠の勝利か または死か 栄光のファンファーレとともに行かん」

 自分が、巨大な敵と戦う「ドン・キホーテ」と小泉さんは知っていました。それでも戦って勝利を得たのです。 今、再び、「原発ゼロ、自然エネルギー推進」を訴える小泉元首相はすごいと思います。私もドン・キホーテに似ているところがあるからでしょうが(笑)

 そんな私の行動を妻は「男のロマン、女の不満」と言っています(笑)

5月3日は妻の誕生日なので、ミュージカル・ミーツ・シンフォニーを聴きに東京芸術劇場に行きました。ジョン・オーウェン=ジョーンズと新妻聖子の「オペラ座の怪人」はなかなか良かったです。

 実は私は愛知県祖父江出身(現稲沢市)の新妻聖子さんのファンなのです。ドン・キホーテを扱った「ラ・マンチャの男」を聞いて一瞬にしてファンとなりました。
 ぜひ、下記より「ラ・マンチャの男」を聞いてください。私がファンになったわけが理解いただけると思います。


 統一地方選結果を見ながら、松下政経塾で「地域から日本を変える」、「ちにか運動」をしていた若き日を思い出しています。(写真は若き日の松下幸之助塾長と私です)
 
 全国から講演にお呼びいただいています。「地方消滅」の警告が発せられています。しかし、私が日本各地を歩き、確信を深めたのは地方には志し高い多くの人がおられ、「地方復興はできる」 Yes, We Can というものです。
 
 北海道は自然エネルギーの宝庫です。風力、地熱発電などに集中投資すれば、かつて石炭で日本経済を支えたように、北海道産の自然エネルギーが日本を支えます。...
 群馬県の前橋、高崎は周辺をあわせれば約100万都市圏となります。「地方消滅」の危機を克服する方策は「地方中核都市」創生ですが、そのトップランナーになりえます。
 
 米国のトップ100のうち、ニューヨークに本社を置くのは4分の1。日本は東京に七割が集中しています。
CNN,コカコーラの本社があるアトランタ。マイクロソフト、アマゾン、スターバックスの本社があるシアトル。これらの都市は本社機能があり、つねに「住みたい都市ランキング」の上位に名を連ね、世界から人材を集めています。
広島、岡山、北九州。私が講演させていただいたこれらの都市は、世界に飛躍できる可能性を持つ本社も存在します。世界平和都市広島、教育産業の先端岡山、アジアに開く北九州。世界から人材を集める環境も十分にあります。
 
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ソフトバンク(株)顧問となり社長室長時代より時間に余裕ができました。これからも全国を回り、「ちにか」運動をしていた原点を再確認したいと思っております。よろしくお願い申し上げます。
誕生日にあたり、多くの方からお祝いをいただいていることに御礼申し上げます。

57歳となりました。「人生の本舞台は常に将来にあり」とこれからの10年に何をなすべきかを考えております。
 
38歳から47歳まで、3期9年衆議院議員。そして47歳から55歳まで8年3000日ソフトバンク社長室長。昨年からソフトバンク顧問となり、細川護熙元総理、小泉純一郎元総理にご指導をいただく機会が増えました。

 日米関係、エネルギー政策。二人の元総理は深い知見から言葉を出されます。政治家は「歴史を語るべき」だと思います。


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 誕生日にあたり、初心を問い直すため、今まで自分が書いた本を読み返しています。

 細川元総理77歳、小泉元総理73歳。お二人の年までまだ20年あります。

 今までの経験、失敗はこれからの「本舞台」の準備に過ぎません。変わりませぬ、ご指導をお願い申し上げます。
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 12月21日の日本経済新聞「永田町インサイド」、「野党落選組 それぞれの道」を読んでいる。私も8年前、ソフトバンクに転身したとき、多くのメディアでとりあげられたからだ。
 政界を引退ではないが本格的な政治活動はいったん休止し、実業界に身をおきながら、国政復帰のチャンスをねらう人として、中塚一宏元金融担当相のことが掲載されている。

 中塚さんとは議員時代、私が財務金融委員会の筆頭理事だったとき、理事を務めてくださったり、昨年から細川護熙、小泉純一郎元首相がたちあげた自然エネルギー推進会議を一緒に手伝わせていただいたりしている縁でこのところ話す機会が多い。中塚さんから「ビジネス界にいかれた先輩として色々話を聞かせてください」と言われた。謙虚な方である。

 私は、2005年9月11日、郵政解散総選挙で3期9年つとめた衆議院議員の議席を失った後、11月1日からソフトバンク社長室長に転じた。当時、47歳。民主党三代代表の補佐役や、次の内閣総務大臣もつとめており、将来有望な政治家(?)と思われていたので、多くの人が驚いた。

 ただ、私にとってこの行動は1998年に、イギリス保守党の下院議員にあったときから予定の行動であった。
「落ちたらどうするのか。君は保守党だから、自分の会社があって落ちても大丈夫なのか?」
私のこの質問に、彼はあっさり答えた。
「私の父は普通の会社員だ。私もビジネスマンだった。選挙におちたら、ビジネスにもどればいいだけだ。下院議員としての経験はビジネスにも役にたつ」

 なるほどと思った。小選挙区選挙はそのときの「風」で落ちるときは落ちるし、当選するときは当選する選挙である。比例復活の制度がないイギリスではよりたいへんであるし、そのときに政治家がどうするかの経験は日本よりも先輩なのだ。政治家10年をやって、政権交代が果たせなかったら、ビジネス界に転進しようと考えた。

 政界の経験をビジネスに活かし、企業の飛躍的成長に貢献する。政界とビジネス界の交流が欧米のように進めば、日本経済復活にお役に立てると思ったからだ。

 「政界からビジネス界に転進するトップランナーになりたい」と孫社長にお願いし、ソフトバンク社長室長になった経緯は「政治とケータイ」(朝日新書)などに書いた。
 
 私が入社したときのソフトバンクは売上高1.1兆円。前年まで営業利益は赤字であった。それから八年三千日、2013年度のソフトバンクの売上高は6.7兆円と約6倍になり、営業利益は1兆円を超した。

 営業利益一兆円を超したのを機に、私はソフトバンク社長室長を卒業し、ソフトバンク顧問、ソフトバンクモバイル等特別顧問になった。少しは、ソフトバンクの飛躍のお役に貢献できたし、「政界からビジネス界の転進」としてのモデルパターンを創れたのではないかと思っている。

 政界約10年、ビジネス界も来年11月で10年。まだ、50代。次の十年は何をすべきかを今、真剣に熟考中である。

 
 

 安倍首相が衆議院の予算委員会で「朝日新聞の捏造」だとか、「朝日新聞は安倍政権を倒すのが社是」だとか言ったとかが論争になっています。

 私は予算委員会の理事をしていましたが、正式な議事録をきちんとみるまで「信じられない」という気持ちです。そもそも、私の頃は予算委員が質問で特定企業の名を出すこさえ、理事会での慎重さが求められました。一国の総理が、しかも、マスコミの一社に対し、敵対的な発言をするなどということは私が予算委員会の理事をしていた8年前にはあってはならないことでした。

 私が理事だったら「憶測による問題発言だ。さらに、首相は『言論、出版その他一切の表現の自由』を保障した憲法21条をどう考えているのか」と委員長席につめよるところです。国会の議論は変わってしまったように思えます。

 19世紀後半、イギリス憲正論を書いたバジョットは「議員の大多数はその国の一般的知的水準を代表している」「その知的水準はその時代の社会の水準とまさに同程度のものである」と述べます。
 
 ただ、バジョットはこの事態に悲観的ではありません。国民教育により知的水準はあがるとみており、その国民教育の場となるのが他ならぬ議会だと考えたからです。

 「イギリスは『陛下の野党』という言葉を最初に発明したと言われている。また、イギリスは政治の批判を政治そのものにするとともに政治体制の一部にした最初の国家である。このような批判する野党の存在は、議院内閣制の所産である。偉大な討論の場となり、また民衆教育および政治論争の一大機関となるのである」日本野党にもこのような論戦を期待します。

 国会の議論の中で、もっとも重視されるのが総理の発言です。首相は本来、全国会議員の最大の教師であり、国民の最高の教師でなくてはなりません。首相は、権威と才能によって討論に高い格調を持たせたり、ときにはユーモアを持たせたりして、国会を通して国民に語るべきです。

 総理の発言は「名言」であるべきです。残念ながら、安倍総理の発言は「迷言」だと思います。

 最後に、第29代犬養毅内閣総理大臣のマスコミに対する「名言」を引用します。全国護憲記者大会での新聞記者たちに語った言葉です。

「政党には党勢拡張、政権獲得などという一種の病気がつきまとう。そのためにあるいは不正手段に出たり、あるいは敵に向かって進む勇気を失ったりすることがある。
 これを監視し、激励するのが言論に従事する人々の責任でなければならぬ」

 安倍総理にも「名言」を語ってほしいと思います。



 


 
 
 


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