|
およそ100年くらい前に、イギリスの「ナショナル・トラスト運動」は始まった。湖水地方に避暑に行き(家族・使用人と・・・中流家庭はそうだった。ちなみにイギリスでは「お上流は貴族のみ」。成金とか事業で成功した金持ちは「中流」である)発祥者の一人、ローンズリー牧師と出会う。
ちょうど彼女も、「親」「家」からの自立を考えていた。箱入りの生活(学校にもいけず、家庭教師について勉強するしかない環境)に、嫌気がさしたのね。20代後半くらいのことです。「家」は、両親の親の時代に「繊維織物」で大もうけした。父親は「いちおう弁護士」なれど、一度も「弁護士の仕事をしたことはなかった」そうです・・・・。
なんかねぇー、今の日本みたいやろ??世紀末・・というか。ポターも、株で稼いでみたり、「自分の財産」を作ろうと、模索していた。スコットランドが多かったポター家の「夏の避暑生活」、初めて湖水地方を訪れ、大感激した上に、牧師と出会い、共鳴する。
時間はたっぷりある生活を、フルに活用して「プロ並みの絵」(図鑑に載せるような、緻密な絵)を描いたり、キノコの研究論文を書いたりしたけど。女は“発表の場”もなかった・・・時代です。男性のペンネームで、発表しようとしたり、したけど・・・徒労に終わる。女性の人権も、もちろん子どもの権利もなかったのよ。イギリスでさえ。
たまたま家庭教師の子どもに書いた「手紙に添えたおはなし」が、絵本の原型になりました。
その後紆余曲折あるが、とうとうピーターラビットの絵本は出版される(自費出版)。出版社選びも大事なことです。いまだにフレデリック・ウォーン社は、版権があると思います。
大ヒット。どんどん売れる。そのお金で独立して、湖水地方に土地を買い、農業を始める。それも「ある貴重な品種(ひつじ)を、保存するために育て続ける」(これは遺言で、今も守られています)品評会で賞を取るほどだったそうです。ニア・ソーリー村のダンスパーティとか、農村の文化向上にも、貢献した。でも「こわーいおばあさん」だったらしい・・・当時を知る年寄り(生き字引)にとっては(笑)
クリスマスシーズンには、ピーターラビットの「クリスマスカード」で、売上げを伸ばし。キャラクター商品の走り・・だった。しぶちんして、土地を買い、広げていった。もちろん「調べた上、自然学的にも、貴重な場所」を。株投資をしてたので、目は確かだったようです。
そして死後、「彼女の財産」はナショナル・トラストに寄付されました。夫とは、別の財産だったらしい。しっかりしてるでしょ?
こつこつと「売れたお金」で湖水地方の自然を守るために(土地を買い)貢献しました。あまり表立っては、出てこないけれど。「ヒルトップ農場」は現在、もちろんナショナル・トラストが運営しています。
最近うさぎが、「がらくた市」なぞしぶしぶ(配偶者の仕事で)手伝い、「庶民の古民家」とか「骨董じゃない物」のよさがわかりつつあるのも(?)壮大な「うさぎのジグソーパズル」みたいなもんで、ポター好きピーターラビット好き、イギリスミーハー・・・つながりつつある(爆笑)ような気がしているのです。どこがじゃ〜〜(自分で突っ込んで、どうする、わははっ)
ミーハーうさぎ
|
理想像で語られるポターだけじゃなくて、こんなしっかり者のところとか、こわ〜いおばあさんだったところとか、親しみがわいてきます。素敵ですねーー。
2006/3/4(土) 午前 8:55
tigersさんっ、そうなのよ。うさぎはミーハーだけど、それなりに選んで(笑)います・・・。つーほどでも、なかばってん。ヒルトップのうさぎ
2006/3/4(土) 午前 9:16 [ sim**9f ]
映画ミス・ポターを見て、ナショナルトラストの記事を書きました。
TBさせてくださいね。
2007/9/20(木) 午後 0:43
Cartoucheさんはじめまして。素敵なブログをされてますね・・・ときどき覗きにいきますねー。この「ヒルトップのうさぎ」ブログは、ピーターラビットとポター大好きなんで、そういう人と知れあえたらなぁって、始めました。お会いできて(?)うれしいです〜。これからもどうぞよろしくっ。ミーハーうさぎ
2007/9/20(木) 午後 1:42 [ ヒルトップのうさぎ ]