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シンガポール駐在中、元の職場に何度か質問をした。
この中で、うれしい一言があった。
「Simeistr4さんのためなら喜んで!」
「わからないことがあったら遠慮なく電話してください」
「喜んで!」は図面をメールで送ってほしいと依頼したときのことで、
面倒をかけて申し訳ないことへの返答であった。
本社に聞かなければならないことであり、無機質なメールが多い中、
この一言でいい気分になったものだ。
申し訳ないというこちらの気持ちを開放してくれる一言であった。
「遠慮なく」は、こんなときの言葉であった。
会社が合併したことによって、海外駐在員にとってはわからない機械を
いっぺんに担当しなければならなくなった。
そこで本社に無理を言って海外駐在員のために、合弁先製品の勉強会を開いてもらい、
その最後にその課長が言った一言である。
これで、この勉強会に参加したアジアの駐在員5人はすべて救われた。
この勉強会をお願いしたSimeistr4も頼んだ甲斐があったものだ。
何かしらの思いを持って、みなそれぞれの駐在国に帰ったのである。
これまで別会社であり、なにもわからなかった状況から、
不明なところを聞く相手ができた。
このことは、海外の人間にとって心強いもの。
誰に聞いていいのかわからない状態では、その足がかりが全くない。
これでは仕事は進むわけもないのである。
合弁先相手にこちらのレベルを知ってもらうこともできた。
レベルを下げて説明してもらうということも、これ以降容易となった。
それまでは、電話できいてもわからない言葉のオンパレードであったのだ。
実はこの2つの言葉は、今の職場の2人が言ったものである。
こういう何気ないことが大切だということを、自分の歓迎会で話をしたいと思っている。
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