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夜行バスで神戸から早朝、新宿西口に着いた。
徹夜である。眠れない。
時間つぶしに西口公園へ行くと外人の様な若者がいたので、
英語で声をかけると日本語で返した。
母親がメキシコ人のハーフだが、
母親は離婚しドミニカ共和国へ行ったので、
身寄りも無いと言う。
IVANという元有名モデルだそうだが、
失業してホームレスになって一ヶ月だという。
持病が癲癇で土木作業もできないので、
ホームレスをしているという。
前日は吉本興業の寄席の近くに野宿していたら、
漫才師のタマゴに声をかけられ、
舞台に出てくれと言われたと言う。
以前CDも出し、U Tubeに映像を載せてあると言う。
関西に帰ってその映像を見ると、これがなかなか面白い。
IVANとキーワードを入れると、同姓がいくつかあるが、
確かにその男?がまだ若く、
カワイイ少年の面影を残している時の映像がアップしてある。
今は顔が下膨れに太って、モデルよりはお笑いが向いている。
天使と悪魔の漫画と1000円をカンパし、握手して別れた。

事実は村上龍のコインロッカーベイビーズよりも奇ナリ?
ハプニングである。東京へ出てくると、時々ハプニングがある。
これが面白い。
本人は大変だろうが、まだ若いから何とでもなりそうだ。
いや、何とかしなくてはなるまい。

都庁の下で野宿している年配のホームレスに、
おにぎりを渡し、何年やっているか訪ねると、
30年だという。

爆笑学問で東大の複雑系の先生が実験をしていた。
だが、私に言わせれば、自由気ままな旅こそ、
ハプニング、複雑系、
シンクロ二シティの宝庫である。
だから、
書を捨てて街へ出ようと寺山修司が言ったのだろう。
タモリが寺山のモノマネをしていた時代も過ぎ去った。
皆は街で携帯とゲームに熱中している。
そいつを捨てる必要があるだろう。
もちろん私は携帯と腕時計は持たない。

ハプニングから自分の人生に何を持って帰り、
どう日常に生かすか、これが難しい。
いや、下手にそんな事は考えない方が良いのかもしれない。

爆笑学問で太田光がまた面白い質問をしていた。
だが、太陽系で生命を考える場合、
太陽エネルギーというファクターをはずして考える事はできないはずだ。
つまり、太陽系が一つの生命単位であると。太陽無くして大半の生命は無し。
日本の面白い所は、それを国旗、自分達のシンボルマークにしている点である。
もちろん、魔術や精神世界の宇宙論では、
そんな事は自明だが、体感されなければ意味が無い。
太陽崇拝とは、原点回帰、自己回帰という当たり前の話ではある。
宇宙回帰、生命回帰と言うべきか。 

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