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お世話になります。
寒い春・暑い夏・短い秋も終わり師走の風が吹き始めました。お客様いかがお過ごしでしょうか、年齢を積み重ねると1年の速度は年々早くなるような気がいたします。
昨年の今頃は、以前より持病として持っていた心臓の病気が、突然悪化し生死をさ迷いましたが、今はお客様をはじめ家族の支えで、かなり回復することが出来ました。若い人からは口うるさいおっさんになりつつあります。
全て健康第一で物事を考えなければ成り立たないと言うことがよく分かりました。
さてしもやま農産では、若い後継者がお茶・お米を悪戦奮闘しながら熱い夏を乗り切り、なんとかお米の収穫をして、1年分冷蔵庫に保管することが出来ました。現在はお米を収穫後に造り始めた自然養鶏の手作り第二鶏小屋も完成し、茶畑と水田に堆肥を撒く仕事をやっています。
自然養鶏の鶏を飼育することで、長年の悲願であった循環型農業が完成します。化学農薬を使用しない茶畑からは、春から秋に掛けて沢山の雑草が生えますので、除草作業が主な仕事です。仕事終わりにトラックに草を積み込み、鶏小屋に入れますと鶏さんは好きなところだけ食べてくれます。食べ残りは鶏の足でかき混ぜ自然な床になります。半年も経てば山奥の森林の土の状態です。もっとも大事な餌は、日本の水田の4割近くは減反政策により、お米を作られませんでしたが、昨年より鶏の餌として作付け可能となりました。それで鶏の餌に無農薬のお米を与えます。40〜50年前は田舎の家はどこの家も縁側の下に2〜3羽飼育されていました、全て自給の餌でした。そしてその卵は病人やお年寄りしか頂けませんでした。その様な貴重な卵を再現することが出来ました。鶏小屋から出てくる肥料は茶畑や水田の肥料となります。循環型農業の完成に一歩近づきました、この考えは三十年以上前に私が新規で農業を始める時に、将来の目標としていましたが、全てが手探りで始めた農業でしたので、いろんな問題処理のため、あっと言う間に三十年以上過ぎてしまいました。
私の体調不良をきっかけに、長男が跡を継いでくれましたので、それが一気に現実になりました。これも長年付き合って頂いたお客様の存在です、誠に感謝申しあげます。
そしてお詫びもあります、自然農法に近い無農薬・無化学肥料栽培は、その年の自然の気候に大きく味が変化します。それに応じた栽培作業とお茶の製造やお米の乾燥作業あるようです。私も一人でやっていたので気づきませんでしたが、人間が変わると微妙に味風味に変化が現れました。お客様の中にも気づかれた方がおられると思います。
今後は私の体は以前の半分しか動きませんが、口と頭は動きますので、自然に応じた五感の収得技術に力を入れたいと思います。
今後とも長いお付き合いを宜しくお願いいたします。
年末の贈り物がありましたら本年も宜しくお願いします。
しもやま農産 太田政春
http://shimoyama.ocnk.net/
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