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いよいよ明日からWBC決勝ラウンドが始まります。
何と言っても今大会の台風の目はオランダ。
1次ラウンドで韓国、そして2次ラウンドではキューバという一流国を悪夢のどん底にたたき落とし、堂々の決勝ラウンド進出。
そして、そのオランダの監督を務めるのがヘンスリー・ミューレン氏。
ご存知の方も多いでしょうが、ミューレン氏はかつてNPBでプレーしており、我が千葉ロッテでも’94年の1年間だけ在籍していました。
僕も何度となく彼のプレーを見ているのですが、何と言っても6月22日オリックス戦でのサヨナラホームランを見たことが記憶に残っています。
あの晩のビールの旨かったこと。
もうあれから19年も経ったとは信じられない位、鮮やかな記憶です。
明日からの決勝ラウンド。
もしかしてもしかすると、決勝で日本がオランダにうっちゃられるなんていう結末も大いにありうるのですが、それはそれで面白いかもしれない…なんてちょっと非国民なことを考えたりして。
最も、日蘭ともにその前の準決勝を勝つのが難題ですけれどねえ。
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野球もしくはbaseball
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お盆休みの後半、僕は野球観戦に新潟へ出かけることにしました。
とは言っても、セ・リーグやパ・リーグのNPBではありません。
独立リーグの「ベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)」主催、
「新潟アルビレックスBC 対 富山サンダーバーズ」を観戦するためです。
実は昨年もBCリーグの観戦記をこちらで御紹介させていただいたのでひょっとしたら御記憶の方も居るかもしれません。
2007年にスタートしたBCリーグ、今年で6年目のシーズンを迎えました。
その国で何かのスポーツがどれだけ高いレベルに到達出来るかは、その競技の裾野の広がりが大いに関連していると思います。
野球でトップリーグとその下部リーグ以外に独立したプロリーグを持つ国はアメリカ以外ではおそらく日本だけではないでしょうか。
今年も観客の動員は伸び悩んでいるようですけれど、日本の野球文化が持つ広がりを象徴する存在として誇れる存在がこのBCリーグを始めとした独立リーグだと思います、
だから僕は野球ファンとしてNPBと同じ位、独立リーグも応援したいと考えています。
昨年、僕が観戦した試合に登板した新潟アルビレックスBCの雨宮投手は育成枠ながら読売ジャイアンツに入団しました。
いつかこのBCリーグからNPB、MLBのトップスターが巣立つ日が来て欲しいものです。
昨年は新潟市内のハードオフ・エコスタジアムでの観戦でしたが、今年は新潟県三条市の三條機械スタジアムでの観戦となりました。
エコスタはNPBの常打球場としても良い位の球場でしたが、この「三スタ」はこじんまりとした市民球場そのものの佇まい。
初めてプロ野球を見たのは後楽園の巨人戦だったっけ。
あれから、もう随分野球の試合を観てきたけれど、スタンドへの階段を上がる時のワクワク感は今も変わりません。
典型的な地方都市の市民球場といった感じの三スタですが、両翼は99メートル、センターは122メートルと、今日的な広さのフィールドを備えています。
未来のトップリーガーの登竜門として不足は無いでしょう。
なぜかスタンド後方になんと鉢植えのゴーヤが!
ニャン太郎もあちこちの球場に行っていますが、球場内でゴーヤを見たのは初めてでしたよ…
試合前、ファンの子供達と選手の触れ合いタイム。
いいねえ。
消防の操方訓練ではニャいのダ!
選手自身によるグランド整備はBCリーグでは御馴染のシーン。
平日のゲームでしたが、キチンと整列して国家斉唱。
観客も起立、脱帽。
うん、こういうのちゃんとやるのは賛成。
試合は新潟・寺田、富山・杉山の先発でプレーボール。
新潟・寺田は5月にNPB横浜ファームとの試合で完封を収めるなど、目下売り出し中の若手。
一方の杉山は昨年まで阪神に在籍、NPBで通算21勝を挙げている実力派。
寺田は余計な四死球をしょっちゅう出しますが、球にキレがあり得点を許しません。
一方の杉山もベテランらしい老獪なピッチングでスコアボードに0を並べます。
しかし6回裏、それまで沈黙していた新潟打線が炸裂。
5連打などで一挙に4点を奪い、試合は大きく動きました。
援護を貰った寺田はこの後、8回1死までノーヒットの好投。
1点を失いはしたものの、羽豆、ロバートの新潟リリーフ陣が逃げ切って見事勝利という試合でした。
新潟洗髪の寺田投手。
おそらく今秋のドラフトで指名されるのではないでしょうか。
元阪神、現富山の杉山投手。
もう一度NPBのマウンドに上がることが叶うか…
地元新潟の応援団。
後期の新潟はぶっちぎりの強さで、ほぼ優勝間違いなしといった感じ。
応援団も応援し甲斐があるというものです。
ちなみにこの日の入場者数は605人とのこと。
新潟の皆さーん、もうちょっと球場に行ってあげましょう〜。
この日のボールボーイは地元少年野球の子供達。
きっと良い夏休みの想い出になったでしょう。
均衡を破る2点適時打を放った新潟・荒井選手。
ちょっぴり元千葉ロッテの西岡選手を思い出させるウエイティングフォーム。
(そういえば本家は何やってるのかなあ…)
9回を締めた新潟のクローザー、ロバート投手。
荒削りだが、球威は確か。
夢見るはNPBか、はたまたMLBか。
富山の監督は現役時代、NPB横浜で活躍されていた進藤達哉さん。
新潟の監督はなんとあの高津臣吾さん。
ちなみに選手兼任!です。
2年続けて新潟での観戦となりましたが、今度は新潟以外の試合も観に行きたいです。
そしてまだ見ぬ四国アイランドリーグや関西独立リーグもいずれは…
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立川談志さんが亡くなり、職場で僕を含めオジサン達が集まってあれやこれやと想い出話をしていたと思ったら、今度はプロ野球パシフィック・リーグで長らく選手、監督を務めた後、解説者として活躍されていた西本幸男さんが亡くなったというニュースが飛び込んできた。
西本さんと言えば現在の千葉ロッテマリーンズのルーツ、毎日オリオンズで選手として活躍、その後大映と毎日が合併した大毎オリオンズを大毎としての最初で最後の優勝に導いた方。
その後もオリックス・バッファローズの前身である阪急ブレーブスと近鉄バッファローズをそれぞれ初優勝に導き、パ・リーグの強豪チームへと改革した。
選手・指導者としてのキャリアを一貫してパ・リーグで過ごされたリーグの大功労者であり、東西問わずパ・リーグはもとよりプロ野球ファンみんなから愛された人物だったと思う。
西本さんは左投げ左打ちの1塁手だったが、昔プロ野球ニュースで一緒だった当時の中井美穂アナにピッチャーだったと勘違いされていて、苦笑されていたのが思い出される。
社会人野球で活躍されてから30歳でプロ入りされたので、選手としては目立った数字を残されている訳ではありませんが、一つだけプロ野球史上3人しか居ないという珍しい記録を持っておられます。
それは「左投げの2塁手」というもの。
少年野球ならいざ知らず、圧倒的不利な(一塁手以外の)左投げの内野手は高校野球ですらごくまれな存在。
緊急回避の特殊な状況だったようですが、グラブはどうしたのでしょう、ミットのまま守ったのかな?
もうご本人には確かめることはできませんね…
どうぞ安らかに永眠なさって下さい。
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仙台で楽天・ロッテ戦を観戦した翌日、僕は新潟へとハンドルを切りました。
信越・北陸を中心とした独立系のプロ野球リーグ『ベースボール・チャレンジ・リーグ(以下BCリーグ)』を観戦しようと思ったからです。
一般的にプロ野球と言えばNPB、日本野球機構に所属するおなじみ12球団によるセ・パ両リーグの事を指しますが、実は他にもプロ・リーグが存在しています。
2006年にリーグ戦が始まった『四国アイランドリーグplus』、2009年から始まった『関西独立リーグ』、そして2007年にスタートし、今シーズンで5シーズン目を迎えた『ベースボール・チャレンジ・リーグ』の3リーグがそれです(他に女子のリーグとして『日本女子プロ野球機構』が存在します)。
地図を見てみると仙台から新潟は思ったより近そうです。
高速道路を使わず、一般道を行くことに。
高速道路のドライブは、早く到着することだけがメリットで、運転していてちっとも楽しくありません。
それに比べてのんびり走る田舎道のなんとのどかなことでしょう。
急いだわけではありませんが昼過ぎには新潟に到着。
試合は18時からですからちょっと早すぎます。
近くにある『新潟県立自然科学館』という所に行ってみる事にしました。
着いて見ると、なかなか立派な建物です。
入園料を払って中に入るとスゴイ人出です。
夏休みということもあるのでしょう、親子連れで館内は上を下への大騒ぎです。
展示はかなり充実していて良い施設と思いましたが、こんなに多くの人出では落ち着いて居られません。
少し早いですが球場に向かうことにしました。
(フーコーの振り子。建物の最上階から吊るされていて、地球の自転を示しています。)
ネーミングライツによって『HARD OFF ECOスタジアム新潟』と名付けられた新潟県立野球場は、2年前に開場したばかりの真新しい球場です。
NPBの試合も既に行われていますが、NPB各球団の本拠地球場にも見劣りしない威容です。
(球場外、ライト側から内野席方向を望む。)
(ホームプレート後方、客席最上部より。両翼100m中堅122m、収容人員3万。ファウルグランドが広い印象。)
そういえば途中の道の駅でおやつを食べた以外、何も食べていませんでした。
場内にただ一つだけの売店でホットドッグと焼きそばの炭水化物コンビを買いました。
(何にも書かずに無造作に売られてましたが、一応チリドッグ?やっぱり球場にはホットドッグが似合う。)
(買った時は気付かなかったのですが、良く見ると麺が極太。焼きそば界の二郎系ですか?新潟はこれがデフォなのか?)
場内では試合前の練習が行われていますが、NPBとは随分様子が違います。
NPBの場合は選手以外にスタッフが沢山居て選手の手助けをしてくれますが、そういうスタッフの類は全く見当たりません。
球拾い、ゲージ等用具の設置撤収、グランドのトンボがけ、ライン引き…それらはみんな選手が行っています。
また、マスコミ関係者も皆無です。
NPBでは試合前のグランドのあちこちでマスコミ関係者が選手、監督、コーチなどと談笑する姿が見られますが、ここではカメラマンが2、3人居るだけです。
(試合前のグランド整備を終えた新潟アルビレックスBCの選手。)
試合は予定通り18時にスタート。
新潟の先発は雨宮投手、石川の先発はなんとドミニカ出身のモタ投手。
正直、もうちょっとユルユルの試合を想像していたのですが、実際はさにあらず。
NPBのイースタン&ウエスタン・リーグまでは行きませんが、かなり締まった内容でした。
ゲームは新潟の雨宮投手が僅か2安打に抑える完璧な内容で、石川につけいるスキを与えませんでした。
対する石川は先発のモタ投手が安定しないピッチングながらもなんとかゲームメークしてはいたものの、好調雨宮の前に全く援護なく、3−0で新潟が勝利。
ゲーム展開もありましたが、わずか2時間半のさっぱりした試合でした。
(新潟の雨宮投手。NPBでやるには真っすぐがもうちょっとか…。頑張って上がってこーい!)
(この日猛打賞、勝利打点で打のヒーローになった稲葉選手。現在バットマンレース2位。キレイなフォームでちびっこのお手本にぴったり。目指せ首位打者!)
(石川先発のモタ投手。球速はトップリーグでも十分通用しそう。コントロールが課題でしょうか。)
この日の観客数は1042人。
BCリーグの各チームとも観客の動員は伸び悩んでいるといいます。
リーグ全体での平均は1000人台とか。
しかし、まだ5年目の若いリーグ。
真摯に技を磨き、お客さんのことを考え続ければ、きっともっと多くの人が球場に来るようになると思います。
僕もまた時間を作って観に行きたいと思います。
北陸、上信越の皆さんも応援よろしく〜。
(試合の終わった後は、監督、選手が観客をお見送り。)
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今年はなんだかんだと忙しくて、まだプロ野球を1試合も観に行っていませんでした。
この時期になって1試合も観ていないなんて僕としては珍しいことです。
よおし、お盆休みはプロ野球三昧といくかあ…と、最近の先発ローテーションをチェックしていたら、どうも日曜日のロッテ対楽天戦はマー君こと楽天・田中投手の先発が濃厚。
いまやダルビッシュと並んでパシフィック・リーグはおろか、日本球界を代表する好投手。
残念ながら今までそのピッチングを実際に見たことはありませんでした。
この機会を逃す手はありません。
試合開催が千葉で無く、仙台と言うのがちょっとなんですが、この際ドライヴがてら行っちゃえ行っちゃえ!
チケットと宿泊を手配。
当日早朝、渋滞が始まる前に仙台に移動してしまう作戦です。
さてさて、じゃあ今夜は早めに寝るか…
そんな事を考えながらラジオのナイターを聞いていると、
『Kスタ宮城、投手は楽天・田中、ロッテ・渡辺俊輔の両先発…』
とアナウンサーが他球場経過を伝えている。
なんだマー君、明日じゃないのかよ…
前日には予告が出てたから、気にしてれば分かったはずなんですけどねえ(涙
僕は思いこみが強いのか、時々こんなヘマをやらかす。
まあ、他にあてがある訳でも無い。
乗りかかった舟だ、このまま仙台に行こう。
計画通り、さしたる渋滞に引っかかることも無く、午前中に仙台到着。
ホテルのチェックインには間があるし、さてどうするべえ…
そういえば『青葉城恋唄』で有名な仙台城ってまだ行ったことなかったなあ。
というわけで、短絡的に仙台城跡に。
先日掲載した伊達正宗像は無事でしたが、近くにある忠魂碑に載っていた鷲の像が震災で崩落してしまい、復旧されないままになっていました。
5か月も経てば普通ならとっくに直っているところでしょうが、今はまだ他にやらなくてはいけないことが山積しているということなのでしょう。
時間的にはまだ余裕があったので、近くの日帰り温泉に行って一休み。
その後ホテルで荷をほどいてから球場へと向かいました。
ファンの方は良くご存知かと思いますが、実はここ宮城球場はかつてロッテが本拠地としていました。
現在の横浜がまだ大洋として川崎を本拠地としていた頃です。
さすがのニャン太郎もその頃はまだロッテファンでは無かったので分かりませんが、昔の写真などを見ると今とは随分雰囲気が違っていたようです。
別れた彼女とばったり会ったら、メークもあのころとは随分変わっちまって、なんかすげえ若返っちゃったみたい…そんな感じでしょうか(笑
柱に大きなマー君のポスター。
いつか本物のピッチングを見てみたいものです。
試合はロッテ・小野、楽天・塩見の先発でスタート。
投手有利と言われる今シーズンの中にあって、両投手はここまであまり良い成績は残せていません。
予想通り、試合は序盤から動きを見せますが、両チームとも今一つ攻めあぐんでいる感じ。
経験の差でしょうか、塩見が5回途中で降板したのに対し、かつて『サンデー晋吾』と呼ばれた頃の輝きは無いものの、すんでの所で決定打を与えなかったロッテ・小野がリードを保ったまま5回を投げ切りました。
その後も両チーム一進一退という感じで試合は進みますが、8回に入ってロッテが送ったロサ投手が乱調。
なんと8回ノーアウトからクローザーの薮田を投入。
僕はこういうクローザーの使い方は好きではないのですが、おかげで薄氷を踏む思いをしながらもなんとかロッテが逃げ切り、仙台での3タテをまぬがれました。
先発の小野投手。
不調ながらも粘り強かったっと思います。
今のロッテで一番の希望は今季入団の伊志嶺選手。
すっかりレギュラーに定着、打者受難の今シーズンにあって3割目前、と大活躍。
この日も猛打賞!
僕の大好きな今江選手。
ボールのせいもあるんだろうけれど、もうチョイ頑張って欲しい。
この人も今期は悩み多きシーズンを送っている。
母校、習志野高校は久々の準々決勝進出。
そういえば入団当初はピッチャーだったなあ…
ヒョロヒョロ痩せてて、同期では拓大紅陵出身、立川の方が期待されていた。
まさかここまでの選手、まして打者になるなんて誰しもが考えていなかったでしょう。
この日は丸々2イニング投げた薮田。
お疲れ様。
監督との信頼関係が確かならいいけれど、こういう使い方は長い目で見るとロクなことにならないと思う。
途中何度か話にも出ましたが、NPBでは今年から全球団で使用するボールが統一され、比較的反発の小さいボールが使用されています。
その影響で、昨年に比べて投手の成績は向上し、打者の成績は下降する傾向があります。
この日もスタンドインと思った打球が間一髪、野手に好捕されるシーンが何度か見られました。
使用球の統一が確たる信念のもとに進められているのなら、それでいいと思います。
しかし、正直この日のような試合は『いった!』と思った打球がそのまま入ってしまった方が大半の観客にとっては面白いのではないか。
一時期『ラビットボール』と呼ばれる、所謂『飛ぶボール』によってホームラン量産がなされた時代があったのにはそれなりの理由があってのことと考える。
このまま投高打低時代が長らく続き、やっぱりそれじゃあつまらないから…と、また『飛ぶボール』に戻すのでは歴史から何も学んでいないと言われても仕方が無い。
メジャーリーグはもとより、中南米、アジア諸国での競技球の実際についてより詳細な調査を行った上で、世界標準と呼べる仕様を求め、それに従った厳格な規格によって試合球を定めるべきと僕は思います。
同じ規格に収まっていながら、製造者によって明らかに『飛ぶ』、『飛ばない』という違いが存在し得るという、現行規格の不備を今のうちに整備すべきではないでしょうか。
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