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年末にNHKのBSで高倉健主演作品を一挙に数本放送していて、
その中の一本に降旗康男監督の1981年作品『駅 STATION』がありました。
それほど映画好きではない僕でもビデオで観たものを含めれば相当数の作品を見ていると思うのですが、
最初のシーンでいきなり泣けてくる作品というのはこれが初めてでした。
正直、映画自体はちょっと冗長な印象がして、全体的にはもう一つという気がしましたが、
このファーストシーンだけは強力に頭に刻まれてしまいました。
場面は雪の降りしきる駅で高倉健演じる三上がいしだあゆみの演じる妻と別れるという設定なのだけれど、
なんと言ってもいしだあゆみの演技が素晴らしい。
この年から始まったTVドラマ『北の国から』では田中邦衛演じる五郎の妻役を演じたり、
寅さんシリーズでも翌年マドンナを演じる事になるいしださんですが、
今まであんまり印象に強く残る演技を見たことが無かったので僕には意外な驚きでした。
舞台となった雪の降る小さな駅が『銭函』ということは画面からすぐに分かりましたが、
それがどこなのかは分かりません。
調べてみると函館本線の札幌〜小樽間にある駅だと分かりました。
北海道に行ったら小樽に行くことにしていた僕は、札幌から小樽に向う途中で下車し、
この駅をぶらつくことにしました。
札幌を昼ごろに出発した列車はほんの30分ほどで銭函に到着。
すっかり様変わりしているだろうと思った駅は、意外にも30年前とあまり姿を変えていませんでした。
映画当時は込み入った感じのしていた駅前は区画整理されたのでしょうか、
すっかり広々とした印象に変わっていました。
しかしながら駅舎は当時のままのようで、北海道でよく見かける2段に角度がついた屋根は映画通り。
健さんが立ってたのはあそこらへんかなあ…
ホームの庇は柱が鉄骨に変わっているので、きっと建て替えられたのでしょう。
下りホームと上りホームの連絡橋は当時のままのようでした。
小樽では映画と逆の季節になってしまいましたが、こっちは映画と同じ雪模様で良かった。
このあと、駅前の『海賊船』という食堂に入り、『ザンギ定食』というのを頂く。
思ってたよりずっとゴーカでボリュームたっぷりでビックリ!
千葉で食べたら980円という所だけど、なんと650円!!
ホント、北海道は安くて美味しいお店が多いなあ。
色んな意味で大満足して小樽に向ったニャン太郎でした。
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