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ネイティブとは母語話者をさす言葉であるが、つまり無意識のうちに覚え、その言葉の言語的な構造を分からなくても、正しく使いこなせます。
非ネイティブはそうはいかないです。母語以外の言葉を勉強するとき、その構造をはっきり分からないと使えないのが当たり前です。
教師側はこれを常に頭に入れておかないといい先生にはなれないと思います。常に文法などを整理して頭の中に用意しておきます。
言語の四技能「読む・聞く・話す・書く」から言うと、「読む・聞く」の場合は母語の基礎もあって、そして文脈を借りて、ある程度簡単に習得できます。
「話す・書く」の場合はその手がまったく使えないです。言語的な構造をどこまできちんと理解できているのかすぐばれてしまいます。だから学習者のレベルをはかるときは選択問題をやめて、言わせるあるいは書かせるといい。
同じ理由で、上達させるために聞きながら書かせる練習をさせると効果が出ると思います。これは書く力につながります。
通訳者を訓練するために、「シャドウイング(shadowing)という方法があります。通訳者に不可欠なワーキング・ボキャブラリー(自在に使いこなせる言葉)を増やすための基本的かつ効果的な訓練です。
訓練方法はとても簡単です。録音テープ(ビデオテープも可)の内容が聞こえてきたら少し遅れて音声の後を影のように追います。あたかも自分の言葉で話しているようにできるまで何回も練習します。慣れないうちは短いものを使い、段々長くします。
注意点として、途中でつかえても、テープは絶対に止めない、数秒間言葉を飛ばして、また次の文頭からついていくようにします。自分の声がテープの声の邪魔をしないようにコントロールします。
大人の脳は子供と違い、理解していない言葉や知らない言葉をそのまま音声だけ真似るということが難しいので、この練習を通じて、話す力をアップさせます。毎日少しずつ練習するのが大事です。
頭で分かっていっても、いったん口で言ってみると案外正しく言えない、これが非ネイティブです。
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自分が英語を勉強しているときと同じですね。頭の中では正しく言えているけど、いざ声に出してみると、正しく言えてない。音読をしてみるとよくわかります。目で追っているときは、ちゃんと読めているんですがね。
2005/12/21(水) 午後 5:31
おっしゃる通りですね。ですから生意気な学習者にさりげなく本人の声を聞かせてあげる、そうすると、学習者のプライドを傷つけずに済みます。先生は何も言わなくていい、ただ間違いを聞かせるだけでいいです。どんな人でも上達するために勉強しているので、足りないところに気づくとおとなしく先生の言うことを聞いてくれるようになります。デジタルレコーダはお勧めします。これがあれば先生にとってとても便利です。メモ代わりにも使えるので多少お金がかかりますが、その値打ちがあると思います。
2005/12/21(水) 午後 10:56 [ sin**awa5* ]
学習者の声を録音して、それを聞きながら学習するのは、効果があると思うので是非したいと思っている方法です。ただ「学習者のプライドを傷つけずに済みます。」か?この点が私としては心配で、今まで出来ずに来ました。。。。それに録音するときは学習者の了解が要りますよね。
2005/12/22(木) 午前 8:50 [ - ]
コメントの内容がアトサキになりましたが、この『ネイティブと非ネイティブ』。勉強になります。これと「とばたらなら」もご紹介させてください。それにしてもsinagawa様の書く早さには、驚かされます。
2005/12/22(木) 午前 8:55 [ - ]
もちろん学習者の事前了解が必要です。緊張感が増すと思いますが、時にはその緊張感も必要です。先生のご指導を望んでいるから教室に通っているので、ただし、その言い方やタイミングは難しいですね。十分に話せない相手に対してなおさらです。学習者のよい点をよく見て常に褒めてあげると結果は違ってきます。自分のことをよく見ているねって分かってくれると思います。人間は褒める言葉に弱いです。って言うか、日本語教師に褒められると照れますね・・・
2005/12/22(木) 午前 9:33 [ sin**awa5* ]
すみません、肝心なことを書き忘れました。ご紹介なさるとおっしゃったので、私にとって願っても無いことです。ぜひお願いします。
2005/12/22(木) 午前 10:01 [ sin**awa5* ]
学習者のプライドを傷つけないように考えることと、厳しさを取り違えてしまうときがあります。そこで、質問があります。ある先生がおっしゃっていたのですが、「日本語教室で先生に直されていないから、正しいと思って言っていたら、変な発音だと日本人に言われた・・」そうならないように日本語教室に行っているのに、と生徒さんは思うそうです。本当に生徒さんはそう思うのでしょうか?
2005/12/22(木) 午後 3:15
ご質問ありがとうございます。少なくとも私が知っている日本語教室に通う人たちはそう思っています。日本語学校とは違って、出席率が悪いとピザの更新に影響を与えてしまうこともないのに、学習者が町の日本語教室に通う理由はそこにあると思います。彼らの切実の思いでしょう。
2005/12/22(木) 午後 4:58 [ sin**awa5* ]