|
「戌」は12支の一つ「犬の年」とか「犬の日」などの「犬」を意味します。
日本では、古くから妊娠の五ヶ月目に入った「戌の日」に「帯祝い」という伝統行事が行われます。「帯祝い」は、胎児の無事な成長と妊婦の安産を祈る儀礼であります。
この風習は、平安時代にすでにあったと伝えられています。『古事記』によれば、神功皇后にまつわる話になっています。正確な起源や由来ははっきりされていません。
皇室では、今も「犬張子」を送ると同時に「帯祝い」の習慣も守られています。
一説では、「戌の日」に行う理由として、犬が多産でしかもお産が軽いのになどあげられています。妊娠することは、人間として一つ大切な命の始まりであり、そんな軽々しい理由に由来しているとは到底考えられません。もっと深い意味が存在するはずです。それは、人間の誕生にまつわるものでなければなりません。
通常「帯祝い」神事は水天宮で行われます。全国の総本宮である、福岡県久留米市の水天宮をはじめ、各地にみられます。すなわち、「帯祝い」行事は「水」との関係が深いと考えられます。
これなら、お話は別のようになります。「犬」とはシリウス星の象徴であります。そして、シリウス星系の惑星に住む住人、地球人類の創造主とされているかれらは「水の神」と呼ばれています。ほかの諸要素を総合的に考えると、これが「犬祖神話」の根源的な理由であると考えられます。
写真は、東京日本橋にある水天宮の様子です。特に境内の「安産の子宝犬」の銅像はとても人気あります。思いを込めて、母いぬのお腹や子いぬを撫でていく人が絶えないようです。
|