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普段、ドラマや映画は見ない私ですが、フジテレビで放映された『戦場の郵便配達』は珍しく最後まで見てしまいました。
硫黄島の戦いでは、『散るぞ悲しき』で栗林中将の事が有名ですが、このドラマで取り上げられていた、市丸少将という方にも興味がわきました。 この市丸中将、最後の突撃にあたり、『遺書』をしたためていた。 その名も・・・ 『ルーズベルトに与うる書』 wikipediaより引用。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84 26日、日本軍の最後の反攻が行われ、栗林大将、市丸少将以下、数百名の残存部隊がアメリカ軍陣地へ攻撃をかけた。市丸少将は遺書としてアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトに宛てた『ルーズベルトニ与フル書』をしたため、これをハワイ生まれの日系二世三上弘文兵曹に英訳させ、アメリカ軍が将校の遺体を検査することを見越して懐中に抱いて出撃した。『ルーズベルトニ与フル書』は目論見どおりアメリカ軍の手に渡り、7月11日、アメリカで新聞に掲載された。それは日米戦争の責任の一端をアメリカにあるとし、ファシズムの打倒を掲げる連合国の大義名分の矛盾を突くものであった。「卿等ノ善戦ニヨリ、克(よ)ク「ヒットラー」総統ヲ仆(たお)スヲ得ルトスルモ、如何ニシテ「スターリン」ヲ首領トスル「ソビエットロシヤ」ト協調セントスルヤ。」(ルーズベルトは4月12日に死去したため、『ルーズベルトニ与フル書』は本人は目にしていないとみられる。) その、『ルーズベルトに与うる書』とはどのようなものか。 『ルーズベルトに与える書』 日本海軍市丸海軍少将、書を「フランクリン・ルーズベルト」君に致す。 我、今、我が戦いを終わるに当り、一言貴下に告ぐるところあらんとす。 日本が「ペルリー」提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶに至りしより約百年。この間、日本は国歩艱難(こくほかんなん 《注》国の歩みが困難で苦労すること)を極め、自ら慾せざるに拘(かかわ)らず、日清、日露、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸貴国と干戈(かんか)を交ふるに至れり。(《注》戦う事) これを以って日本を目するに、或(あるい)は好戦国民を以ってし、或は黄禍を以って讒誣し(ざんぶ 《注》中傷すること)、或は以て軍閥の専断となす。思はざるの甚(はなはだ)きものと言はざるべからず。(《注》考えが足りないこと) 貴下は真珠湾の不意打ちを以って、対日戦争唯一宣伝資料となすといえども、日本をしてその自滅より免(まぬが)るるため、この挙に出づる外なき窮境(きゅうきょう 《注》窮地のこと)に迄追い詰めたる諸種の情勢は、貴下の最もよく熟知しある所と思考す。 畏くも日本天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明(あきらか)なる如く、養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三綱(さんこう 《注》人道の大本となる道)とする、八紘一宇の文字により表現せらるる皇謨(こうぼ 《注》天子の計画)に基き、地球上のあらゆる人類はその分に従い、その郷土において、その生を享有せしめ、以って恒久的世界平和の確立を唯一念願とせらるるに外ならず。これ、かつては 四方の海 皆はらからと思ふ世に など波風の立ちさわぐらむ なる明治天皇の御製(日露戦争中御製)は、貴下の叔父「テオドル・ルーズベルト」閣下の感嘆を惹きたる所にして、貴下もまた、熟知の事実なるべし。 我等日本人は各階級あり各種の職業に従事すといえども、畢竟(ひっきょう 《注》つまるところ)その職業を通じ、この皇謨、即ち天業を翼賛(よくさん 《注》力添えをすること)せんとするに外ならず。 我等軍人また干戈を以て、天業恢弘(てんぎょうかいこう 《注》恢弘とは押し広めること)を奉承するに外ならず。 我等今、物量をたのめる貴下空軍の爆撃及艦砲射撃の下、外形的には退嬰(たいえい 《注》しりぞき守ること)の己むなきに至れるも、精神的にはいよいよ豊富にして、心地ますます明朗を覚え、歓喜を禁ずる能(あた)はざるものあり。 これ、天業翼賛の信念に燃ゆる日本臣民の共通の心理なるも、貴下及チャーチル君等の理解に苦むところならん。 今ここに、卿等(けいら 《注》大臣たち ルーズベルトとチャーチルを指す)の精神的貧弱を憐(あわれ)み、以下一言以って、少く誨(おし)える所あらんとす。 卿等のなす所を以て見れば、白人殊(こと)にアングロ・サクソンを以て世界の利益を壟断(ろうだん 《注》独占すること)せんとし、有色人種を以って、その野望の前に奴隷化せんとするに外ならず。 これが為、奸策(かんさく 《注》悪がしこいクワダテのこと)を以て有色人種を瞞着(まんちゃく 《注》だますこと)し、いわゆる悪意の善政を以って、彼等を喪心(そうしん 《注》本心を失うこと)無力化せしめんとす。近世に至り、日本が卿等の野望に抗し、有色人種、ことに東洋民族をして、卿等の束縛より解放せんと試みるや、卿等は毫も(ごうも 《注》全く無いこと)日本の真意を理解せんと努むることなく、ひたすら卿等の為の有害なる存在となし、かつての友邦を目するに仇敵野蛮人を以ってし、公々然として日本人種の絶滅を呼号するに至る。これあに神意に叶うものならんや。 大東亜戦争により、いわゆる大東亜共栄圏のなるや、所在各民族は、我が善政を謳歌し、卿等が今を破壊することなくんば、全世界に亘る恒久的平和の招来、決して遠きに非ず。 卿等は既に充分なる繁栄にも満足することなく、数百年来の卿等の搾取より免れんとする是等憐むべき人類の希望の芽を何が故に嫩葉(わかば)において摘み取らんとするや。 ただ東洋の物を東洋に帰すに過ぎざるに非ずや。卿等何すれぞ斯くの如く貪慾にして且つ狭量なる。 大東亜共栄圏の存在は、毫(ごう)も卿等の存在を脅威せず。かえって世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものにして、日本天皇の真意全くこの外に出づるなきを理解するの雅量あらんことを希望して止まざるものなり。 ひるがえって欧州の事情を観察するも、又相互無理解に基く人類闘争の如何に悲惨なるかを痛嘆せざるを得ず。 今ヒットラー総統の行動の是非を云為(うんい 《注》人の言行をいちいち非難すること)するを慎むも、彼の第二次欧州大戦開戦の原因が第一次大戦終結に際し、その開戦の責任の一切を敗戦国独逸(ドイツ)に帰し、その正当なる存在を極度に圧迫せんとしたる卿等先輩の処置に対する反発に外ならざりしを観過せざるを要す。 卿等の善戦により、克(よ)くヒットラー総統を仆(たお)すを得るとするも、如何にしてスターリンを首領とするソビエトロシアと協調せんとするや。 凡(およ)そ世界を以って強者の独専となさんとせば、永久に闘争を繰り返し、遂に世界人類に安寧幸福の日なからん。 卿等今、世界制覇の野望一応将に成らんとす。卿等の得意思ふべし。 然れども、君が先輩ウイルソン大統領は、その得意の絶頂において失脚せり。 願くば本職言外の意を汲んで其の轍(てつ)を踏む勿(なか)れ。 市丸海軍少将 栗林中将の最後の電文、太田実中将の沖縄戦最後の電文に続き、この市丸少将の手紙・・・ 何と立派な文を書かれる方々か・・・ これらの文章から、日本軍軍人の姿が見えてくるような気がします。 硫黄島で戦った方々の犠牲の上に、今の繁栄があることを忘れてはならない。 そう、思います。 硫黄島で戦い、斃れた皆様。 本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください・・・ 市丸中将の故郷である唐津。ここに旅館、洋々閣があります。ここの女将さんは、市丸中将の娘さんと交流があるそうです。 http://www.yoyokaku.com/sub7-17.htm ここのHPに、この市丸少将の刀にまつわる奇跡の話が紹介されています。 http://www.yoyokaku.com/sub7e-17j.htm この記事を書かれた後、4つ目の奇跡が起きたそうです。 http://www.yoyokaku.com/sub7-18.htm 本当に不思議なめぐり合わせです。この世の中は、私達の感じないところで繋がっている世界があるのかも知れません・・・
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