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 日本モンキーパークの設立に尽力しされた京都大学霊長類研究所河合雅雄教授は、数年前に犬山を去り郷里の兵庫に戻られ、そこでヒトと自然の博物館名誉館長、丹波の森公園長、丹波の森大学長とかを務めながら、90歳ほどになられた今でもなおかくしゃくと仕事をされている、と言う。その話を聞きながら、その時も私は人間に備わっている「望郷の念」とはいかに強いものかと感心してしまった。

 河合氏がかつてNHKのラジオ番組に登場した時に、「サル学を学ぶことは人間を学ぶことである」と述べていたことが記憶に残っている。学問途中で戦争に招集され厳しい前線での戦争体験、殺しあいを経験し、無事帰国した動物学者達の一部は何故かサル学の研究の方に興味、視点を移した、と言う。 戦争の最中、彼らの脳裏には何故ヒトは戦争するのか? と言う疑問が激しく沸いてきたのだ、と言う。死の恐怖におびえながら何故自分はここで銃を構えていなければならないのかと考え,感じるのは当然のことなのだと思う。

 動物たちの世界には、チンパンジーの一部を除けば殆ど同類集団同士の勢力争い、すなわち戦争に類似した行為は見られないことから「人間とは何か?」「何故殺しあいをするのか?」と言うことの追求の対象としてサルを選ぶのだ、と言っていた。

 私も興味を持ってサルたちを観察してきた。毎日毎日病める人間を相手に仕事をしてきていると本当に「人間とは何なのか?」「人間は何故こんなに不安が強いのか?」「人間は何故健康や命にこんなにこだわるのか?」という疑問を持つ。何か得られるものはないかと思って園内を回っていた。不安や健康についての疑問は解けることはなかったが、 見ると園内の一角に檻があってその看板に「これがヒトです」と書いてある。周囲に何人かが居て多少気後れはしたが、そこで記念のスナップを一枚撮った。いい年をしていい気なモンであるが、この檻はたぶん河合教授の発想そのもの?、と感じたからである。私のバカさ加減を見ていた人たちの何人かが次々といろんなポーズで写真を撮っていた。なんだか解らないが、これが人間というものなのだ、と素直に認めよう。時間を得てもっともっと勉強したい分野である。


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