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デジタル教科書

新聞の某週刊誌の宣伝に
“当事者だから書ける異色レポート 出版界騒然 黒船ついに襲来(やっと本題)本と本屋がなくなる日 そんなバカな!?”
との長い見出しが躍っていた。
海の向こうでは,iPodが発売され,売れすぎて品薄になり日本発売日が延期されたとか。
教育界でも,「デジタル教科書協議会(仮称)」との団体が,設立されるとのこと。
大学の先生とともに
ソフトバンクの孫正義氏やマイクロソフトの樋口康行氏が設立呼びかけ人に名を連ねている。

信教出版部でも,現在デジタル教科書の制作を進めている。
昨年度,理科教科書のサンプル版を作り,
それをもとによりよいものを仕上げようと奮闘しているところだ。
紙ベースの教科書以外,想像もできなかった世代の私としては,
正直どのように使ったらよいのか,どのような可能性があるのか,わからないことだらけだが,
ただ,初めて試作品を見たとき “わあ,すごい。おもしろい”とワクワクしたのは確かだ。

学びの基本は好奇心だと思う。興味をもち,不思議を感じ,もっと知りたいと思う。
とすれば,とりあえず第一段階はOK。
ただ,最初に感じたワクワク感は,デジタル教科書自体に感じたものだから,
問題は,この気持ちをどう学びにつなげていくかだ。
どんな機能が必要なのか,また,必要でないのか。どんなふうに授業に活かしたらよいのか。
それを見極めることがこれからの大事な仕事だ。

サンプル版をご覧になった先生方からも貴重なご意見をいただいている。
実際に今の子どもたちと日々接している先生方からは,
思いもかけないようなご意見をいただくことがある。
そういったご意見を活かしながら,授業の可能性を広げるものに仕上げ,
8月にはご紹介したいと考えている。

パソコンや携帯が普及してから,世の中が大きく変化した。
自分自身さまざまな恩恵を受けていることも確かだが,同時に信じられないような事件もおきている。
“科学は生活を便利にする手段に過ぎない”
これは部内きっての理系Nが,かつての社内通信に載せた文章の中の一文であるが,
ことばを変えれば,“主体は人間だ”ということだろうか。

ITを教材にどう活かすか。大きな課題だが,
“主体は人間だ”ということを大切にして取り組んでいかなければと思う。


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