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県外への研修より

地方にある教育関係の会社が集まった「全日本地方教育出版協議会」(略して「全地教」)という組織があります。我社もそこに加入していて,毎年持ち回りで事務局を務め,事務局のある県で研修会を開いています。今年は10月11日〜12日に,愛知県名古屋市で開かれました。

初日は,総会ということで,企業開発部会,業務・総務部会,編集部会に分かれ,部会ごとに各県の会社が日頃の事業活動に関する課題などを出し合い,それらに対する解決策などについて意見交換をしました。

私は,今年は業務・総務部会に参加させていただきました。我社は編集部門中心の会社ですので,販社であるしんきょうネットと毎年一緒に参加しており,業務・総務部会にはしんきょうネットの担当者と共に出席しました。そこでは他県の学校での販売の様子や,扱われている教材などについて,様々な状況をお聞きすることができました。

弊社は,事業としては編集部門だけですが,この事業を成り立たせ継続させていくためには,相応の売上を出し続けていかなければなりません。売れなければ事業の継続もあり得ませんので,売るためにはどうすればいいか,どのようなものが売れるのか,いつも意識して仕事をしなければなりません。

普段は,実際に学校を回って販売しているしんきょうネットの担当者からの意見や,編集母体である信濃教育会が毎年実施している学校へのアンケートの回答などを参考にしていますが,今回のような他県での状況をお聞きすると,長野県だけでは聞こえてこなかった情報や意見などに触れることができて,とても刺激になりました。

この協議会に集まっている会社の中には,例えば,現在の我社と同じように,夏休み帳などの教材を以前は製作していたのですが,だんだん販売部数が減り,ついに製作から撤退し,今では仕入販売のみを行っているという会社があります。

また,ある県の会社では,現在の我社と同じように諸表簿を作っていて,以前はたくさん販売していたのですが,校務支援システムが学校に導入されたことにより,売上げが激減し,今では校務支援ソフトを導入できない小さな市町村の学校からの注文しかないとのこと。

いずれも,我社にも似たような状況が見え始めている中で,近い将来,訪れるかもしれない近未来図のような会社がすでにあることを目の当たりにして,複雑な気持ちがしました。我社も次の時代に繋がっていくような新しい教材の開発に取り組まなければなりません。

二日目は好天に恵まれ,汗ばむくらいの陽気の中,広い名古屋港にある水族館で,クラゲやシャチ,北極のベルーガなどの珍しい動物を見たり,南極観測船「ふじ」の船内を見学したりと研修を楽しませていただきました。少し時間がたってしまいましたが,事務局の皆様,どうもありがとうございました。

(N)

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