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最近,毎週金曜日に放映されている『凪のお暇(おいとま)』というドラマを見ています。主人公は,「わかるー」が口癖の,常に周囲に合わせて空気を読みまくる28歳OL,大島凪。極端に空気を読みすぎて過呼吸で倒れてしまい,それをきっかけに自分を見つめ直し,すべてを捨てて新しい生活を始める,という物語です。

第1話での主人公の空気の読みっぷりは,かなり過剰でした。それでも,会社で空気を読んで上司や同僚に合わせてしまったり,自分だけご飯に誘われていないのではと不安に感じたりするシーンや,「いいね!」ボタンを押さなければならないSNS特有の窮屈さなどに対しては,主人公の凪のように「わかるー」と同意した視聴者も多かったのではないでしょうか。こうしたモヤモヤな現状に対する,「なんだかなぁ……」という悲哀たっぷりな主人公のつぶやきが,なんとも印象的な第1話でした。

現在は主人公とお隣さん,元カレとその同僚の4人の恋が絡む青春感たっぷりのラブコメドラマとなっていますが,それぞれの回で「空気」を軸に進んでいくストーリーが面白いです。興味がある方はぜひご覧いただければと思います。

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話は変わって,『大辞林』や『新明解国語辞典』でおなじみの三省堂では,毎年「今年の新語」を発表しています。最新の2018年の大賞は「ばえる」(写真がひときわ美しく目立って見えるさま)という順当な結果でしたが,個人的に興味深いと思ったのが,2位と3位にランクインしたことばです。

3位だったのは「わかりみ」。「わかる」とほぼ同じニュアンスをもつ,ネット発の用語です。
これに限らずネット上には,簡単に同意や共感を示せることばがたくさん登場してきました。例えば,「それな」,「あーね」,「たしかし」,「ほんこれ」,「はげどう」など。コミュニケーションを手っ取り早く円滑に進めるためには,同意や共感のことばがたくさん必要だったのかもしれません。

そして2位だったのは「モヤる」。「モヤモヤ」を「〜る」という形で動詞化した若者ことばですね。先ほどのドラマの主人公の「なんだかなぁ……」というモヤモヤな心境は,まさに「モヤる」状態だといえます。
この言葉はSNS上でもよく見られます。そもそも,同意や共感を表すネット用語や若者ことばはたくさんあるのに,相手への不同意を角が立たないようにやわらかく表現することばは多くありません。反対の意を表明できず,かといってそのモヤモヤを心に押しとどめておくこともできない,そんな心境から「モヤる」ということばがSNS等で多く使われるようになったのかもしれません。3位の「わかりみ」をおさえ,2位に「モヤる」がランクインするあたりに,空気を読むことに疲れた現代ならではのモヤモヤ感があるような気がします。


私も社会人になってから,いろいろ「モヤる」経験をしてきました。

最近だと,例えば仕事において,自分とは異なる立場の様々な方から,受け入れがたい要求(要はムチャぶり)をされる場面が何度かありました。
ドラマのように受け入れられないことはキッパリと断るとか,急にそっけなく塩対応になるとか,顔面から威圧を与えておくとか,不同意を示す態度は山ほどありますが,さすがにそれは空気をぶち壊すな……と考え,結局何も言わずに「モヤる」ことが何度かありました。

しかし,一見ムチャぶりであっても,後で冷静になって相手の立場で考えてみると,それはそれでしっかりと理解できる要求の理由があることに気づきます。

なぜ「モヤる」のかといえば,相手の考えを理解できないからです。それなりに相手の立場に立って考えて,共感できる部分が見つかれば,モヤモヤは少し軽減されるのではないでしょうか。

先述した三省堂「今年の新語」の2017年大賞に選ばれたことばは,「忖度(そんたく)」でした。今となってはネガティブなことばですが,本来の意味は,「他人の気持ちをおしはかること」です。まさに相手の立場に立って考えるという,日本人らしい気配りを示すことばといえます。

何かと「モヤる」ことが多い時代に必要なのは,この「忖度」かもしれません。

ドラマ『凪のお暇』の主人公は,空気を読むことに疲れ,すべてを捨てて新しい生活を送ることになりましたが,私たちにとってそれは容易ではありません。

空気を読むことからなかなかお暇できない私たちにとっては,仮に意に沿わない結果となろうとも,せめて本来の意味での忖度によって相手の気持ちをおしはかり,「わかりみ」を感じる部分を少しでも増やしていくことが大切なのではないでしょうか。

それこそが,「モヤる」気持ちを軽減させる処世術であり,事態の打開に向けた第一歩へとつながっていくのだと思います。

8月も中旬に

最近,釣りで使用している偏光サングラスがだいぶ傷んできたので,

新しい物を購入するために,近所の眼鏡屋さんへ行きました。

前回,購入した眼鏡屋さんからお店を変更したため,

改めて視力や乱視などいろいろな検査を行い,

検査が終盤に差し掛かったところで,「利き目」について話がありました。

このとき,私は,初めて利き目があることを知り,

店員さんに,「なぜ,利き目の検査が必要か」と聞きました。

すると,片目の近視が極端に強いなど,眼鏡を左右どちらかの目に優先して合わせる場合,

利き目に合わせるとよいと伺いました。

検査の結果,私の利き目は「右目」ということで,

右目を優先させながらレンズの度を調整して偏光サングラスを注文しました。

今まで,まったく利き目を意識して眼鏡を作ったことがなかったため,

新調した偏光サングラスがどの程度見え方に影響するのかとても楽しみです。

(ただし,見え方が改善されても釣果が上がるわけではないのですが)

 

さて,1年も折り返しを過ぎ,気がつくと8月も中旬に差し掛かっています。

わたしの担当物においては,なんとか予定通りに進行していますが,

準備等を怠らず仕事の段取りがスムーズにいくようにできればと思います。

夏休みが始まった!

本格的に夏らしい日が続くようになってきました。
長野県内の小学校も今日(7/26)から夏休み入りした学校が多いとのことで,
小学生の皆さんは始まったばかりの夏休みに,ワクワクしていることでしょう。

うちにも小学2年生の子どもがいますが,昨日,弊社刊『夏休み2年』を学校から受け取ってきました。
よほどうれしかったらしく,昨日の夜のうちに巻末の「しゃしんかざり(工作)」に取り組んでいました。
これは,紙皿を2枚使用して写真飾りをつくるというものですが,まず上側の紙皿の真ん中を
楽しい形に切り抜いて「窓」とし,まわりには色をぬったりもようをかいたりしてきれいにします。
次に,下側の紙皿に写真を貼り付け,上の紙皿とくっつけて窓から写真が見えるようにし,
さらに壁掛け用にリボンをつけて完成という単純なものですが,子どもの作ったものは
夏休み帳にあるお手本のようにはなっていませんでした。

「説明をよく読んで作ってごらん。」というと,「わかりにくい。」と子どもが。

何を隠そう,私がこの夏休み帳を担当していますので,少しムキになって
「そんなことないよ,とてもわかりやすく説明してあるよ。」と言ったのですが,
ここでふと立ち止まって考えてみました。

たしかに,作る手順についてことばとイラストで説明しており,さらに見本として
ほかのお子さんの作品をいくつも載せてあるので,大人からすると十分わかりやすいと感じるのですが,
小学2年生には少しわかりづらいところがあったのかもしれないと考えました。

子ども向けの教材や教科書を作っている私たちは,
子どもにとってのわかりやすさ,使いやすさに常に気を配っているつもりではありますが,
本当にそれが十分にできているかどうかという点については,
実際に使っている子どもに聞いてみることもなかなか難しく,
本当に大丈夫か気にしながら仕事をしていることもないわけではありません。

ですので,今回のことで「配慮しているから大丈夫。」という変な自信は一回置いておいて,
もう一度謙虚な気持ちで仕事に当たらなくては,と気持ちを新たにしました。

TY

マツ

今回は何を書こうかと思いをめぐらせていたところ,
ある時ふと,「マツ」(?)という言葉を想起したので,
「マツ」にまつわることを書いてみようと思います。
 
車を運転していると,(当然ですが)「待つ」ことの大切さをしみじみと感じます。
善光寺周辺では絶え間なく続く観光客の切れ目をちゃんと待たなければならないですし,
混雑しているスーパーの駐車場では,買い物を済ませた人たちが通り過ぎるのを
待たなければなりません。
最近は道路を渡ろうとしているお年寄りを待つことも増えた気がします。
 
同じ「待つ」でも,違う世界の違う場面では,「待つ」ことの意味が異なってきます。
将棋の世界では,勝負どころでどちらかがじっくり考えている間,
対戦者は相手を待たなければなりません。
実はこの,相手を待つときの姿勢で勝負が決まるくらい,
将棋の世界では「待つ」時間は大切なのだそうです。
 
また,宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の戦いはよくご存じだと思います。
2時間も待たされた小次郎は,武蔵が現れるや否や勢いよく刀を抜き,
大事なさやを水中に投げ捨ててしまいます。
これを見た武蔵は「小次郎,敗れたり。勝つつもりならば,さやを捨てたりしないはず。」
と言って,最後に小次郎に勝った話はあまりにも有名です。
どんなに待たされても決して焦ってはいけない,「待つ」ことの大切さを物語っています。
 
ところで,同じ「マツ」でも今度は「松」についてですが,
先日,チ〇ちゃんが叱っているTV番組で,松竹梅のことが話題になっていました。
その中で,なぜ「松」が一番上位とされているかについて解説していましたが,
それによりますと,松という植物は常緑樹で冬でも青々としていることから,
不老長寿を示す縁起の良い木と考えられたのが由来で,
だから門松にも使われているわけです。
 
ちなみに私は中学生のころ,「松」田聖子のファンクラブに入っていました。(笑)
今の私の顔を想像してふきだしている方もいるかもしれませんが,
私も中学生の頃はまだ子どもっぽかったのです。
 
決してふざけるつもりはありませんが,特に何が言いたいというわけでもありません。
強いて言えば,いまの自分の頭の中がまさにこのような雑多な状態なのだと思います。
来年度の改訂に向けて待ったなしですが,焦らずに時間を大切にしたいと思います。
 
N

6月10日 創立記念日

信教出版は,610日が創立記念日である。
昭和22年の会社設立から今年で72年が経った。今や会社より年を取った者は一人もいない。
 
今年の創立記念日は,祝賀会の前段に「本音で我社の将来を考えあう会」と題して,
それぞれが自身の考えを付せんに記し,用意した紙に貼り付けていくという時間を設けた。
当初,意見は出るのだろうか,盛り上がるのだろうかと,かなり心配であったが
そんなことはなかった。よいことも悪いことも,多くの付せんが貼られたのだ。
 
付せんの内容をいちいち記すことはできないが,
一つ大きく感じたことは,皆が将来にそこはかとない不安を感じているということ。
右肩上がりの時代はとうに昔のこととなり,
バブルを知らないスタッフがほとんどだ。(信教出版にバブルはなかったが。)
わたしたちが作る教科書,学習書を使ってくれる子どもたちは,毎年2%ずつ減っていく。
幸運なことに今日の仕事がないわけではない。
それでも不透明な時代の中でその先を考えている,それはよいことだ。
まずは,問題を認識するからこそ,つぎが始まるのだから。
 
もう一つ感じたこと,
それはコミュニケーションの欠如からではないかという付せんが多いということ。
なんだかみんなが気を使いあって,もしくは面倒が嫌で,もう一歩を踏み出せずにいるという感じ。
基本,人と人は会って話をしなくてはいけないと思う。
仕事はさまざまな人といっしょに取り組んでいかなければならない。
気の合う人も,気の合わない人もいるだろう。機嫌のいい時も悪い時もある。
でも,一人ではない,これが会社にいるメリットであると思う。
ちゃんと取り組んでいれば,だれかが手を差し伸べてくれる。
すくなくとも,信教出版はそういう会社だ。(と思っている。)
 
短い時間ではあったが,有意義な時間であった。その後の祝賀会も大いに盛り上がった。
 
70歳まで働け! という時代がきそうである。
ならば,公私のバランスを取り,納得できる働き方をしていこう。
 
こうなったら100周年という声,(生きていたら呼んでね)と心の中で思った。

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