全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全83ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

刃を研ぐ

「木こりのジレンマ」という説話があります。

ある木こりが一生懸命になって木を切っていたものの、使っているオノの刃がボロボロであるため、なかなか成果が上がっていませんでした。それを見た旅人が、いったん作業を止めて刃を研ぐことを勧めましたが、木こりは「木を切ることに忙しくて、今はそれどころではない。」と言って、またボロボロのオノで木を切り続けた、という話です。

ここから捉えられることはいろいろありますが、目の前の日々の仕事に忙殺されていてばかりではいけない、ということが、教訓として挙げられると思います。


最近は、学校教育に携わる先生方の多忙感がよくニュースになります。確かに私が仕事で関わっている先生方も、やはり毎日忙しそうですが、それでも日頃から研究授業に参加したり、教材研究を行ったりなど、日々の研鑽(けんさん)も欠かさずに行っています。子どもたちの学力向上に向けて、「刃を研ぐ」ことを怠らない姿は、さすが先生方だな、と思っています。


そんな学校教育に携わる先生方に向けて、弊社から新刊本が発行されました。『今こそ考えたい学力向上のためにできる新しいこと』というタイトルが示すとおり、新しい学習指導要領が告示され、教育が大きく動こうとしている今こそ考えたい、学力向上のためにできる施策を考える書籍です。

新学習指導要領で言われる「主体的・対話的で深い学び」や、「小学校英語」、「ICT教育」などの新しい教育関係の動向の解説、教員経験をもつ著者による授業・試験の改善例、全国学力・学習状況調査の結果改善、小中高連携、教員の時間的余裕の無さの改善等、学力向上に関する様々なテーマが掲載されています。

小学校・中学校・高校の先生方や、各学校種の管理職の先生方、教育行政に携わる先生方に向けて、それぞれの立場で実践可能な「学力向上のためにできる新しいこと」を実施するためのヒントが満載です。


ただでさえ時間が無いなかで「新しいこと」を始めるのは大きな苦労を伴うと思いますが、まずは子どもたちの学力向上のために今できることは何かと立ち止まって「考えること」が、そのための第一歩だと思います。新刊本『今こそ考えたい学力向上のためにできる新しいこと』が、そのきっかけとなれば幸いです。

商品ページ(http://www.shinkyo-pub.or.jp/book/2155.html
広告チラシ(http://www.shinkyo-pub.or.jp/catalog/book_catalog/bc0009.pdf




さて、「刃を研ぐ」ためには、「砥石」が必要ですね!

今年も、中学校向けの長野県高校入試(数学)対策教材『数学の問1〜4(といし)』の採択時期となっております。この教材は,長野県高校入試(数学)のための問1対策教材で、以下のような特長があります。

■全国高校入試問題の問1を収録。全国の多様な問題を解きながら,効果的に長野県高校入試の問1対策ができる。

■応用問題として,全国高校入試問題の中から長野県の問2,問3,問4にそれぞれ近い問題を掲載。

詳細は以下よりご確認ください。
http://www.shinkyo-pub.or.jp/text/tc0024.html


『数学の問1〜4(といし)』も、先ほどご紹介した『今こそ考えたい学力向上のためにできる新しいこと』も、先生方や子どもたちの「刃を研ぐ」ための手助けとなれば幸いです。

どちらも、株式会社しんきょうネットでお求めいただけます。ぜひご購入ください。
http://www.shinkyo-net.co.jp/

この記事に

見方を変える

ここのところ仕事が忙しく,連日バタバタとしています。
朝から夕方まで書籍に使う写真の撮影に出かけたり,
誌面のレイアウトについてデザイナーの事務所に伺ったりなどと,
何かしら動き回っている感じです。
そのため,いつも気がつくと日が暮れて夜の闇が迫っており,
「今日も一日終わるなあ」としみじみ思います。

また,日が暮れるのが早くなったと感じると同時に,急に秋が深まってきたなと感じます。
特に朝晩の冷え込みがとても厳しく,薄着ではちょっと耐えられないぐらい寒いです。
まだまだ寒さに体が慣れていないこの時期,いちばん風邪を引きやすいと思うのですが,
こんなときは予防をすることが重要です。

そこで,手っ取り早い予防策ということでマスクの購入を考えて,
インターネットでいろいろと検索をしていると,
「マスクがファッションの一部」という記事を見かけました。

一般的にマスクというと,不織布を使った使い捨てをイメージしますが,
最近は,今治タオルの生地を使った繰り返し洗濯可能なものが出ているそうです。
また,デザインもぬいぐるみを意識したかわいらしいものや,着ている服に合わせてさまざまな色が選べるなど,
どれも魅力的な工夫がされているようです。
ただ,いくら見た目がよくても肝心な機能面はどうなのかと疑問を感じますが,
その心配はいらないようで,ウィルスの飛沫や花粉等の遮断はもちろん,
保湿効果も優れており美肌にもよいとのことです。

定番の商品ということで,いつも同じ形や使い方を意識してしまいますが,
見方を変えたりトレンドをつかんだりすることによって,
商品のもつ可能性を何倍にも高めることができると改めて感じました。

これから移行措置や改訂と続き,新旧の商品の在り方を検討していくのですが,
いろいろな面から捉えて,さまざまなニーズに合わせられるものが必要だと思いました。

この記事に

先日,「小学校の新学習指導要領に対応した新教材説明会」に出席しました。

ご存知のように,今現在,小学5,6年生で行われている外国語(英語)活動は,
来年度からは3,4年生に下りてきて,5,6年生では教科としての外国語(英語)が始まります。
文部科学省では,来年度からの移行措置と前倒し実施に対応した外国語活動・外国語の新教材を
制作中ですが,5,6年生版がほぼできあがったとのことで,説明会が行われました。

この新教材に関しては,以前から文科省ホームページや,新学習指導要領の説明会で
制作中の誌面を目にしていましたので,ある程度は中味について知っていたつもりでしたが,
あらためてすべてのページを見て,「これはなかなかすごいぞ」と思いました。

小学校外国語では,全体的に「書く」活動については,子どもの発達に応じた
ゆるやかな設定がなされているのですが,「話す」「聞く」に関しては,
5年生でHe,Sheといった三人称を用いた会話の設定があったり,
6年生では過去形を用いて会話をする単元が出てきたりします。

これらは,現課程では中学校の内容ですが,実は中学生でもなかなか理解するのが難しく,
先生も教えるのに苦労する部分だといいます。
小学生でも三人称や過去形を使って会話が行えるように配慮がされているという
文科省の説明はわかるのですが,実際の授業では先生も児童も少なからず苦労をすると思います。

例えば,三人称では,動詞に-sをつけなくてもいいように,
助動詞canを使った表現が新教材で紹介されていますが,canを使わない表現を
子どもが言いたくなったときにはどうでしょうか。
結局,文法的なことに踏み込まざるを得ない状況が生じ,よくわからないまま過ぎてしまう,
あるいはそこから英語が嫌いになってしまう子どもが出てくるかもしれません。

今回,文科省の説明の中で,最も印象深かったのは,
「小学校外国語は,今までにないまったく新しい教科であり,中学校外国語の前倒しではない」
ということです。
新しい教科は,最初は苦労がともなうと思います。
今後も動向を注視しつつ,いつかは小学校外国語で,先生方や児童のみなさんの
お役に立てるものを作りたい,と気持ちを新たにしました。

TY

この記事に

私は弊社の「小学校理科テスト」を担当しております。
先日,使っていただいている学校のS先生からご意見をうかがうために,
その学校を訪問しました。

S先生は,私が平成17年度版の理科教科書を担当していたときに,
理科教科書の編集を担当されており,一緒に仕事をさせていただいたのですが,
それ以来お会いしていなかったせいか,以前の元気で若々しい印象に比べ,
とても落ち着いた雰囲気になっておられたので,びっくりしました。

おうかがいしたところ,昨年定年を迎え,今年は再任用で理科を教えていらっしゃるそうです。
その学校は各学年2クラスなのですが,3〜6年全8クラスの理科を教えておられるとのこと。
案内していただいた理科準備室の壁に貼ってあった一週間の時間割を見ますと,
月曜日から金曜日まで,ほぼ全ての授業時間にクラス名がびっしり書かれていて,
これまたびっくりしました。

弊社の理科テストは,信濃教育会編理科教科書「楽しい理科」の完全準拠版であり,
教科書の学習内容が身に付いているかを標準的な問題で確認できるように作ってあります。
S先生は実際の授業の様子を交えながら丁寧に教えてくださったので,
学校でこの教材がどのように使われているのか,イメージをつかむことができました。
実際に使っていただくと,子どもたちの反応は様々で,
理科テストの編集委員や私どもにも気づかない点が結構あることがわかりました。

現在,新しい学習指導要領の説明会等に参加しながら,
2020年度からはどのような内容をどのように教えていくのか,情報を吸収しつつ,
どのような教材をつくればよいのか模索しているところですが,
先日の学校訪問では,説明会とは違う意味で貴重なお話が聞けて,とてもいい刺激になりました。
2020年度からの新しい理科テストはどのような方針で作ったらよいか,
紙面のデザインにはどのようなことに気をつければよいかなど,
大変多くの示唆をいただいたと思っております。

今後も,使っていただいている先生のご意見をおうかがいしながら,
より良いものにしていきたいと思いますので,
どうぞよろしくお願いいたします。

(N)

この記事に

愛すべき…

先々週のNHK大河「おんな城主 直虎」,ご覧になりましたか。
表向きは逆臣のふりをしながら,実は,直虎と深く心を通わせていた
井伊家筆頭家老の小野政次の最後がえがかれた,予想だにしない圧巻の回でした。
ご覧になっていない方には何のことやらさっぱり…であると思います。
高橋一生演じる小野政次が,もう誠に素敵だったということはありますが,
今日のテーマはそういうことではありません。

小野政次が,実は忠義の臣であった(ドラマ上は)ということを思うとき,
思い出したのは,「樅の木は残った」の原田甲斐のことでした。
両親が見ている大河ドラマを一緒に見ていただけなので,
さして記憶が残っているわけではありませんが,
江戸時代前期に起きた伊達騒動の首謀者で,従来は逆臣といわれていた原田甲斐が
実は,幕府のお家取り潰しから仙台藩を守るべく尽力した忠義の人であったとのPRが
当時,盛んに行われていたなあと…。

日本書紀から始まって,
歴史は,時に当時の為政者に都合のよい形で書かれているのではないかともいわれています。
何より,当の本人たちに言い分を聞くことができないわけですから,
“事実は闇の中”ということは確かにあるのでしょう。
切り口を変えれば,人は様々な顔を見せるのだと思います。
だから,いろいろな書籍やドラマができるのでしょう。


小野政次が,それほどの人であったかはともかくとして,
たぶん,いいところもダメなところもある,そんな人だったのだと思います。
新しい小野政次像に,当の政次はどんな顔をしているでしょう。

人には様々な顔がある,だから苦手な人にも
「見つけてみよう あなたのよいとこ」のスタンスで接していくのが肝要だと思います。
“愛すべき…”のない人など,一人もいないはずです。

この記事に

全83ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.


みんなの更新記事